編集部ピックアップ! 今週末に行きたい展覧会5月10日(土)~5月11日(日)

イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。東京で開催中の気になる展覧会をご紹介します! お散歩をしながらギャラリー巡りはいかがでしょうか。

 


韓国アーティスト8人展「ワッタリカッタリ」

池袋〜目白間のブックギャラリーポポタムでは、ソウルのブックギャラリーPRNTとの共同企画、いまをトキメク韓国のアーティスト8名のグループ展が開催されています。

ワッタリカッタリとは、日本語の「行ったり来たり」と同じ意味の韓国語「왔다 갔다(ワッタカッタ)」の造語。昨年には日本から10名の作家がソウルで展覧会を開催し、今回は韓国から東京に8名のアーティストの作品がやって来ました。原画のほかアーティストグッズやZINEが展示販売されます。

本展は、建物老朽化によって移転予定のポポタムでの最後の展覧会になります。ぜひ足を運んでみてください。

韓国アーティスト8人展「ワッタリカッタリ」

会期: 2025年5月3日(土)~5月18日(日) *5月13日(火)休

会場: ブックギャラリーポポタム

住所: 東京都豊島区西池袋2-15-17(Google Map

時間: 14:00〜19:00

 


福田利之 個展「作品」

代官山のLURF GALLERY1Fでは、イラストレーター・福田利之さんの個展が開催されています。

エディトリアル、装画、広告、CDジャケット、絵本、雑貨制作、テキスタイルブランドのデザインなど多岐にわたる分野で活躍する福田さん。普段展覧会をする時はクライアントワークの絵を展示する機会が多いそうですが、本展では「いま、自分が本当に描きたいもの」を純粋に描いたという作品が展示・販売されます。グラス、Tシャツ、トートバッグなどさまざまなグッズも登場。印刷物では捉えきれない独自のマチエールをじっくりとお楽しみください。

福田利之 個展「作品」

会期: 2025年4月23日(水)~5月19日(月)

時間: 11:00〜19:00

*不定休のため、必ず事前に公式サイトSNSをご確認ください。

会場: LURF GALLERY1F

住所:東京都渋谷区猿楽町28-13 Roob1(Google Map

 


nakaban / 植田真 2人展「parallel stamps」

西荻窪のURESICAでは、イラストレーターのnakabanさんと植田真さんによる2人展が開催中です。

2014年に開催された2人展「夜明けまでにはまだ時間がある。」から11年。お互いに出し合った言葉を軸に制作された作品の展覧会からは、画集『DAWN IS STILL AN HOUR AWAY』(UREICA)が制作され、『みなとまちから』『とおいまちのこと』(佼成出版社)という2冊の共作絵本も生まれました。本展では、切手やポストカードをモチーフにした新たな試みを見ることができます。言葉を交わし合い生み出される、旅の作品たちをぜひ会場にてご覧ください。

nakaban / 植田真 2人展「parallel stamps」

会期: 2025年5月1日(木)~5月19日(月) *火、水休

会場: URESICA

住所: 東京都杉並区西荻北2-27-9(Google Map

時間: 12:00〜19:00

 


リニューアルした「イラストレーションファイルWeb」展覧会情報ページでは、登録イラストレーターの展覧会のお知らせを掲載しています。ぜひご覧ください。

 

4月18日(金)発売の『イラストレーション』No.246。巻頭特集「人を描く2025」では、赤さん、POOLさん、中島花野さん、西山寛紀さん、竹田嘉文さん、平井利和さん、高杉千明さん、アサバマリエさん、192さん、あわいさんの10名に取材しています。

 

『イラストレーションファイル2025』上巻
『イラストレーションファイル2025』下巻
3月31日(月)発売の『イラストレーションファイル2025』(玄光社)。上巻には「あ~さ行」の416人、下巻には「た~わ行」の374人を収録しています。

関連記事