押さえておきたいイラストレーション系コンペティション

ザ・チョイスをはじめ、イラストレーションを扱うコンペティションには、さまざまな企業や媒体、団体が主催しているものがあります。各コンペによって特色があるため、応募要項やこれまでの受賞作品などを調べてから応募するとよいかもしれません。ここでは、数多くあるコンペの中からいくつかを紹介します。

また、以下のリンクに各コンペティションの募集、結果の最新記事をまとめています。ぜひご活用ください。

▶︎https://illustration-mag.jp/serialization/competition

*コンペティションは開催中止や日程変更がある場合もございます。ご応募の際は必ず公式サイトをご確認ください。

 


HB Gallery」主催

【HB FILE COMPETITION】&【HB WORK COMPETITION】(年1回開催)

第一線で活躍するデザイナーやイラストレーターが審査し、副賞として大賞受賞者は同ギャラリーでの個展を開催。2020年からスタートした「HB WORK COMPETITION」大賞受賞者は1年以内に審査員が仕事で起用することが約束されています。

 


ギャラリーハウス MAYA」主催

【装画を描くコンペティション】(年1回開催)

本の装画をテーマにしたコンペ。毎年出される課題図書の中から最低1冊を選び、2点目以降は課題図書以外の本を自由に選ぶことが出来ます。副賞として、グランプリ受賞者はMAYAにて個展、準グランプリ・審査員賞受賞者はMAYA2にてグループ展の開催が約束されます。

 


PATER’s Shop and Gallery」主催

【ペーターズギャラリーコンペ】(年1回開催)

イラストレーター・ペーター佐藤さんにちなみ「人」がテーマのコンペ。イラストレーター、グラフィックデザイナー、アートディレクターなどにより審査され、副費として入賞者は同ギャラリーにてグループ展を開催することが出来ます。

 


東京イラストレーターズ・ソサエティ」主催

【TIS公募】(年1回開催)

さまざまな分野で活躍するTIS会員のイラストレーターと、ゲスト審査員による審査が行われています。2021年度からデータ応募された作品をオンラインで審査する形式になりました。

 


KADOKAWA」主催

【電撃イラスト大賞】(年1回開催)

電製文庫・電撃の新文芸・メディアワークス文庫作品を通材とし、文庫の登場人物や世界観をイメージしてイラストレーションにすることが課題。前述の文庫の表紙で活躍するイラストレーターを目指す人におすすめです。1次選考を通過すると必ず選評がもらえます。

 


日本イラストレーター協会」主催

【JIA Illustration Award】(年1回開催)

世界中からイラストレーション作品を募集。審査員は海外のイラストレーターやグラフィックデザイナー、コンセプトアーティストなども参加しています。入賞後も一流のイラストレーターとして育てるための支援を目的としており、入賞者はJIAの入会金や年会費が免除(*)となります。

*期限あり。グランプリ・金賞・銀賞:入会金と年会費の両方を免除

(すでにJIAの会員の方は、次回更新時の年会費を免除)。銅賞:入会金を免除。

 


ザ・チョイスの最新情報はこちらから

*本記事は『イラストレーション』No.234の特集「イラストレーターの基本27」の内容を本Webサイト用に調整・再録したものです。

 

『イラストレーション』No.234の特集「イラストレーターの基本27」では、イラストレーターとして活動していく上で知っておきたい基本を押さえることが出来ます。

 


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