イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。東京で開催中の気になる展覧会をご紹介します! 秋めいてきましたね。3連休にギャラリー巡りはいかがでしょうか。
*新型コロナウイルス感染症の対策として会場毎に注意事項が設けられています。事前に情報をお確かめの上、無理のない範囲でお出かけください。
Moe Wakabayashi Solo exhibition“Hi&Bye”
蔵前のTOKYO PiXEL. shop & galleryでは、アニメーション作家・イラストレーターの若林萌さんの個展が開催中です。
本展で見られるのは「世界の果てにはへんてこな住人がいるのかもしれない。」と思いながら描いたという動物・怪物・無機物たち。複製原画の展示のほか、初となるソフビフィギュアの受注販売が行われます。可愛く切なく意地悪な、住人たちの出会いと別れのシーンをご覧ください。
Moe Wakabayashi Solo exhibition “Hi&Bye”
会期: 2023年10月4日(水)〜15日(日) *10日(火)、11日(水)休
会場: TOKYO PiXEL. shop & gallery
住所: 東京都台東区寿3-14-13-1F(Google Map)
時間: 12:00~19:00 *最終日17:00まで
カチナツミ 個展「COMPONENTS」
神宮前のニュースペース パでは、イラストレーター・カチナツミさんの個展がスタート。
新作ZINE「COMPONENTS」の世界観を表現するイラストレーション作品やリソグラフポスター、アナログ作品などが展示されます。ZINE「COMPONENTS」ではある旅人が「外界とは遮断されているようでどこか懐かしい記憶の中にいるような世界」を辿った道のりがイラストレーション、グラフィックで表現されています。 このテーマはこれまで発表してきたZINEから継続されており、今回で4作目。カチさんが描き出す美しい世界をぜひ冒険してみてください。
会期: 2023年10月6日(金)~10月15日(日) *10月11日(水)休
会場: ニュースペース パ
住所: 東京都渋谷区神宮前2-20-9 ホワイトビル1F(Google Map)
時間: 13:00〜20:00 *最終日17:00まで
サイトウユウスケ 個展「AMY」
サイトウユウスケさんの画業20周年記念の個展第2弾が、原宿・ギャラリールモンドにて開催中です。
近年サイトウさんが取り組んでいるシリーズの「チャック・アンド・ザ・ガール」。今年8月にはWebコミックメディア「路草」にて漫画版の連載がスタートし、その世界観を拡張させ続けています。漫画版にて明かされた少女の名前を冠した本展では、そのシリーズの最新作を見ることが出来ます。主にデジタルで描かれてきた同シリーズですが、本展では全作品肉筆によって制作したのだそう。ぜひエイミーとチャックに会いに行ってみてください。
会場: ギャラリールモンド
会期: 2023年10月3日(火)〜10月15日(日) *月休
住所: 東京都渋谷区神宮前6-32-5 ドルミ原宿201(Google Map)
時間: 12:00〜20:00 *日曜日17:00まで
▼こちらもおすすめ
クライアントワークを中心に、展覧会などで発表したオリジナル作品を加え、あえて仕事ジャンルなどできっちり分類しないノンストップミックス的な誌面構成で、その20年にわたる活動を俯瞰する作品集です。
7月18日発売の『イラストレーション』No.239では、約70ページにわたり、村上春樹さん著作の「装丁」を特集しています。