7月は水彩画を楽しもう! 「World Watercolor Month」がまもなく開催

「World Watercolor Month」(以下、WWM)は、7月の1カ月間、水彩で描いた作品をSNSをはじめとしたインターネット上に投稿するアート・チャレンジイベントです。

2016年からスタートしたこのイベントですが、いまではアメリカをはじめインドや欧州など世界各国のアーティストが参加するなど、その注目度は年々高まっています。
さらに今年から、画材メーカー「呉竹」がWWMの新たなスポンサーとなり、日本での開催もさらに盛り上げます。

そこで今回は、呉竹の担当者にインタビュー。このイベントの魅力や楽しみ方について、お話を聞きました。

 

※本記事は「呉竹」とのタイアップ記事です。


──まずは、WWMの概要について簡単に教えて頂けますか。

WWMとは毎年7月1日~31日までの1カ月間、水彩で描いた作品を1日1作品ネットに投稿するアート・チャレンジイベントです。​水彩で描く楽しさを伝える活動をしている「Doodlewash®」というコミュニティサイトがあるのですが、その創設者であるCharlie O’Shields氏によって2016年から開催されています。

いまではアメリカを中心にインドや欧州など、水彩画を描くのが好きな世界中のアーティストたちが参加しています。また、子どもたちの芸術教育や活動を支援するチャリティーイベントでもあり、7月をとおして多くの子どもたちに水彩を描く楽しさを伝えています。

 

──WWMは、どのような点に魅力があると感じていますか。

水彩を描く楽しさを多くの人々に、特に子どもたちに伝えようとする理念の下に行われていることに魅力を感じています。

WWMの活動理念に共感した世界中のアーティストがイベントに参加していることも、素晴らしいと思います。

アーティスト名:Bryce Kho / 使用画材:呉竹 顔彩耽美
アーティスト名:Heikala / 使用画材:ZIG CLEAN COLOR Real Brush

──今回呉竹がWWMとスポンサーシップを結んだ背景には、どのような思いがあるのでしょうか?

呉竹は日本では「書道」「筆ぺん」のイメージを持たれている方が多いと思うのですが、実は水彩用品やマーカー、マンガ用品など幅広く製造している「画材メーカー」でもあることはあまり知られていません。

画材メーカーとして、WWMというイベントを通じて水彩を描く楽しさを国内外の多くの人々に伝えたいと思い、スポンサーシップを結びました。

 

──参加者には、どのようにイベントを楽しんで欲しいですか?

イベントのルールにあまり縛られすぎず、好きな画材で描きたいものを描いて、楽しい気持ちでイベントに参加して頂きたいです。

WWMは水彩を楽しみながら描くことを一番の目的にしています。このイベントをきっかけにして、絵を描くのが好きな人はもちろん、普段デジタルで描いている人や前々から水彩に興味があった人も、水彩を描く楽しさを感じられたら素敵なことだと思います。

WWMには公式お題リストも用意されているので、何を描けばよいのか迷った際には、このリストを参考にしながら参加してみて下さい。

 

──WWMと合わせて、呉竹が実施する予定の活動があれば教えて下さい。

異なる画材を使い、少ない色数で世界の名画に挑戦出来る、特別商品を3点販売します。大胆なアレンジや同じ画家の別作品など、工夫次第で自分らしいオリジナル作品も作ることが出来るので、ぜひ挑戦していただきたいです。

また、呉竹主催となり学生限定の「呉竹水彩アートコンペ2021」を開催します。「呉竹 透明水彩12色パレット」を使用した作品を募る公募制のコンテストで、グランプリに選ばれた作品は、限定パッケージとして商品化を予定しています。

子どもたちや学生にアートの楽しさを伝えるWWMの活動理念に共感し、水彩を描く楽しさを学生たちに知ってもらうきっかけの1つとして、学生限定のコンテストを立ち上げました。(詳細と応募はこちらから)

 

呉竹xWWM 特設サイト:https://www.kuretakezig.us/world-watercolor-month

呉竹水彩アートコンペ:https://www.special.kuretake.co.jp/wwm-competition

 


少ない色数で世界の名画に挑戦出来る、3つの特別商品

  • 水彩入門 6色で描けるクリムト / 顔彩耽美

クリムトの「接吻」を顔彩耽美で着色する水彩入門セット。顔彩耽美は水で溶かして使用する固形絵具です。​水分量を調節することで、不透明で力強いタッチから水彩画のような透明感のあるタッチまで幅広い表現が可能です。

  • 水彩入門 6色で描けるモネ / REAL BRUSH

モネの「散歩、日傘をさす女」をZIG CLEAN COLOR Real Brushで着色する水彩入門セット。毛筆タイプのカラー筆ぺんで、細書きやベタ塗りも自由自在。発色が良く明るい光の表現にも合います。混色して色を作ることも可能です。

  • 水彩入門 6色で描けるゴッホ / A&G TWIN

ゴッホの「夜のカフェテラス」をZIG Art & Graphic Twinで着色する水彩入門セット。デザインやイラスト、スタンプやカードメイキングなど、幅広いジャンルの作品作りに使いやすいカラー筆ペンです。軟筆芯と0.8mmの細書きのツインタイプ。ストロークを生かした力強い表現が可能なので、ゴッホのはっきりとした色彩とマッチします。

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