イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。今週も東京・大阪で開催中の気になる展示を厳選してお届けします!
新型コロナウイルス感染症の対策として会場毎に注意事項が設けられています。事前に情報をお確かめの上、無理のない範囲でお出かけ下さい。
ダイモンナオ展「草と本の草」(東京)
本展ではダイモンさんのアトリエである京町家の「草と本」の植物を中心とした、緑のある風景が描かれます。白やグレーの画面に潔く伸びる枝葉、そしてたくましく、しなやかな輪郭線。ダイモンさんの描くモチーフはシンプルでいて清々しく、生命力に溢れています。草木の薫る心地よい空間にぜひ訪れてみて下さい。
会期: 2021年6月2日(水)~6月20日(日) *月休
会場: ヨロコビto Gallery Cafe ArtCard
住所: 東京都杉並区西荻南3-21-7(Google Map)
時間: 平日 11:30〜19:00/土日祝 11:00〜19:00
〈プロフィール〉ダイモンナオ/高知県生まれ京都市在住。2008年より、イラストレーターとして活動を始め、書籍、雑誌、Web、パッケージなど幅広い媒体で活躍。主なクライアントはアノニマ・スタジオ、河出書房新社、京阪神エルマガジン社、 昭文社、幻冬社、蕪村菴、角川春樹事務所、水戸芸術館など。
unpis個展「Somethingのある静物」(大阪)
iTohenでは初の開催となるunpisさんの個展。本展のために描かれた大小さまざまな作品、40点が並びます。残る開催日は19日(土)、20日(日)、21日(月)の3日間。関西にお住まいの皆さま、どうぞお見逃しなく!
会期: 2021年6月11日(金)~6月16日(水) *会期中の土・日・月のみオープン
会場: Books Gallery Coffee iTohen
住所: 大阪市北区本庄西2-14-18 富士ビル1F(Google Map)
時間: 11:00〜18:00
〈プロフィール〉unpis/福島県いわき市生まれ。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。ニュートラルでちょっとウフフとなるような絵を心がけています。
ヒダカナオト個展「そんな風に過ごしたい」(東京)
植物や小さな動物たちがのんびりと暮らす、平和で優しい世界がぎゅっと詰め込まれた本展。ヒダカさんが「そんな風に過ごしたい」とぼんやり考えながら描いたという作品が、見る人の気持ちを穏やかにしてくれます。
会期: 2021年6月16日(水)~6月28日(月) *期間中6月22日休
会場: トーキョーピクセルギャラリー
住所:東京都台東区寿3-14-13-1F(Google Map)
時間: 12:00〜19:00 *最終日17:00まで
〈プロフィール〉ヒダカナオト/画家。1992年生まれ、奈良県在住。岡山県立大学デザイン学部卒業。毎年個展を開催しながら、書籍や広告等のイラストレーションを制作。作品には主に空想の生き物や植物を描いている。
「イラストレーションファイルWeb 展覧会情報」のページには展覧会やイベントの情報を多数掲載中。ぜひご覧下さい!
『ファッションイラストレーション・ファイル2020』(玄光社)
イラストレーター214人がいまを捉え描き出す、さまざまなファッションイラストレーションを掲載。恒例の巻頭特集「SHOWCASE」では、独特な視点で制作、活動する13名の作家の方々を紹介。表紙はunpisさん。