イラストレーターの基本その2 どういった場所でイラストレーションを学べるの?

イラストレーターとして活動していく上で発生するさまざまな疑問や問題。イラストレーターを目指している、または既に活動している方でも、分からないことや不安なことがあると思います。

本記事では、『イラストレーション』No.234に収録されている「イラストレーターの基本27」の中から、イラストレーターにまつわるQ&Aを厳選し、6回にわたって紹介します。第2回は、絵を学べる場所について解説します。

美大、専門学校といった学校やイラストレーターなどが主催する講座など、さまざまな場所で学ぶことが出来ます。ここでは、主にイラストレーターをはじめとした個人が運営している塾や講座を紹介します。

(連載のまとめはこちらから)

*本記事は2023年11月現在の情報を基に作成しています。

 


パレットクラブスクール

イラストレーターやグラフィックデザイナーなど、さまざまなジャンルで活躍する講師が毎週入れ替わりで授業を行っています。イラスト基礎オンラインコース、イラストコース、イラスト卒業生コース、イラスト基礎コース、絵本コースといった多様な選択肢から、自分に合ったコースを選択出来ます。

ウェブサイト:http://www.pale.tv

 

イラストレーション青山塾

専任講師は作田えつ子さん、井筒啓之さん、木内達朗さん。そのほか多様なイラストレーターやデザイナーがゲスト講師を務めています。「伝える力」を身に付けるイラストレーション科、「描く力」と「見る力」を磨くドローイング科、イラストレーションの初歩から始めたい人のためのベーシック科の3コースからなっています。毎年4月開講。

ウェブサイト:http://aoyamajuku.jp

 

小学館アカデミーSアトリエ

セツ・モードセミナーで講師を務めた日笠隼人さん、廣川美智子さん、宮城毅さんが立ち上げた。基礎科から始まり、応用科、特別科の順に進学出来ます。モデルを見て描くクロッキーとアートワークをメインに、課題に沿ったイラストレーションや新しい技術を学ぶワークショップ、校外スケッチなど実技授業が充実しています。

ウェブサイト:https://ginza-s-atelier.jp

 

MJイラストレーションズ

イラストレーター峰岸達さんが個人で主宰している、イラストレーションを学びたい人、イラストレーターになりたい人、 イラストレーターとしてレベルアップしたい人のための塾。それぞれが描いてきた課題作品の講評がメイン。峰岸さんの制作公開授業や年2回のゲスト講師による授業なども。

ウェブサイト:http://minegishijuku.com

 

山田塾(イラストレーション講座)

山田博之さんが個人で主宰している、自分本来の絵でストレスなく仕事できるように導く講座。定員5人の少人数制で、じっくりと指導を受けられます。各回に各人に必要な課題を出し、次の回に講評します。デジタル利用やスケジュール管理など、山田さんの仕事を交えて現場の話も聞くことが出来ます。見学随時。

ウェブサイト:https://www.facebook.com/yamadaillustclass

 

F-SCHOOL OF ILLUSTRATION

福井真一さんが個人で主宰する、初心者からプロのイラストレーターまで通えるスクール。授業は独自のカリキュラムによる実技で、常に新しいお題が出ます。1学期24回で、以下の3種類の授業があります。

Skype:カリキュラムに沿った授業。1コマ90分。個人受講、グループ受講を選択可能。

Zoom:イラストレーション史、制作ライブ、クロッキー。1コマ60分。

対面授業:実技指導、合評会。1コマ180分。2か月に1回、希望者のみ。

ウェブサイト:http://fukui-school.com

 


*本記事は『イラストレーション』No.234の特集「イラストレーターの基本27」の内容を本Webサイト用に調整・再録したものです。内容に関しては編集部の考えであり、異なる意見もあると思います。あくまでも知識の1つとして考えてください。また、解説の内容を運用した結果、トラブルが発生したとしても編集部及び玄光社は法的な責任は負いませんのでご注意ください。

 

『イラストレーション』No.234の特集「イラストレーターの基本27」では、イラストレーターとして活動していく上で知っておきたい基本を押さえることが出来ます。


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