イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。東京で開催中の気になる展覧会をご紹介します! 寒さが増してきましたので、暖かくしてお出かけください。
*新型コロナウイルス感染症の対策として会場毎に注意事項が設けられています。事前に情報をお確かめの上、無理のない範囲でお出かけください。
OTO KAZUMI TANIMOTO Solo exhibition “Shore”
OTO KAZUMI TANIMOTOさんの個展が、神宮前のヘアサロン&ギャラリーSCENTで開催中です。
近年は現代的なメディア表現と伝統的なテキスタイル技法を、あえて視覚的にミックスさせる手法に取り組んでいるOTOさん。異なる性質が共存する時、それらの要素がどのように相互作用を生み、どのような視点をもたらすのかを探求しています。作品のほか、スカーフ、バッグの新作も登場。メディアとテキスタイルによるOTOさんの唯一無二の世界をお楽しみください。
OTO KAZUMI TANIMOTO Solo exhibition “Shore”
会期: 2023年11月3日(金・祝)~12月1日(金) *火休
会場: SCENT セント https://scent.salon
住所: 東京都渋谷区神宮前3丁目7-11 若木ビル1F(Google Map)
時間: 12:00~19:00
〈プロフィール〉
OTO KAZUMI TANIMOTO/石川県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科中退後、2016年英国ロンドン芸術大学セントラルセントマーチンズBAファッションプリント科卒業。 2020年より東京で自身の活動を開始し、テキスタイルベースのビジュアルアート、イラストレーションを中心に制作。第39回ザ ・チョイス年度賞入賞、 第214回・第221回 ザ・チョイスにて入選。
マリアンヌ・ハルバーグ個展「私はここ / I AM HERE」
渋谷猿楽町のギャラリーのこぎりでは、スウェーデンのアーティスト、マリアンヌ・ハルバーグさんの個展が開催されています。
本展では、マリアンヌさんの永遠のテーマである「Be Kind(やさしくあれ!)」が、60点以上の作品として登場します。花や家具、日用品の絵のような陶板や花瓶など、セラミックとそれを彩る青い線で構成された、作品の数々をお楽しみください。
マリアンヌ・ハルバーグ個展「私はここ / I AM HERE」
会期: 2023年10月20日(金)~12月10日(日) *月、火休
*水・木・金はウェブから事前予約が必要です。土・日・祝のご予約は不要です。
会場: のこぎり
住所: 東京都渋谷区猿楽町5-17第一西尾ビル2階(Google Map)
時間: 12:00~19:00
〈プロフィール〉
マリアンヌ・ハルバーグ/1952年、スウェーデンの港町ヨーテボリに花屋の娘として生まれる。青春時代に世界を放浪した後、作陶を開始する。唯一無二の作風が先進的クリエイターの注目を集め、若い世代からは憧れの陶芸家として名前が挙がる。アーティストに熱愛されるアーティストである。信条は「Be Kind(やさしくあれ!)」。
及川真雪 × TRAMPOLINE 2人展「TULPA」
高円寺VOIDでは、及川真雪さんとTRAMPOLINEさんによる2人展がスタート。
情熱的な色彩で愛のシーンを描く及川さんと、ポップでカートゥーン的な遊びの世界を描くTRAMPOLINEさんが、お互いにシンパシーを感じ、刺激し合い描かれた、カラフルで力強い新作が展示されます。タイトルの“TULPA”には「イマジナリーフレンド」「自分が生み出したもう1人の存在」「幻影」という意味があります。お2人の描く“TULPA” をぜひ会場でご覧ください。
〈プロフィール〉
及川真雪/神奈川県出身、鎌倉市在住。 多摩美術大学 グラフィックデザイン学科卒業。アジア・ヨーロッパなど国内外で展示活動を行い、2021年個展 「vertigo」をギャラリー・ルモンドにて開催。 書籍・雑誌の挿画を中心に、映画・音楽・屋外広告等多方面で活動している。 誠文堂新光社イラストノート 誌上コンペ「ノート」にて21th 編集部賞受賞。玄光社 illustration「ザ・チョイス」第38回年度賞入賞。
TRAMPOLINE/2020年よりSNSを中心にイラストの公開を開始。独特なコミックタッチで、主に動物・無機物・架空のキャラクターを描く。 アートワークの提供は、国内外問わず多岐にわたる。 犬と外食が好き。 主な仕事に、雑誌 POPEYE “A Room with a groove” 連載イラスト/題字、NETFLIX プログラムイラスト It’s nice that(イギリス)連載カバーイラスト/特集、KIBLIND MAGAZINE(フランス)表紙/特集、ZEIT MAGAZINE(ドイツ)全国紙見開きイラストなどがある。
「イラストレーションファイルWeb 展覧会情報」のページには展覧会やイベントの情報を多数掲載中。ぜひご覧ください!
10月18日発売の『イラストレーション』No.240では、約50ページにわたり、長場雄さんを特集しています。
9月29日発売の『ファッションイラストレーション・ファイル2023』では、212名がいまを捉え描き出した、さまざまなファッションイラストレーションを掲載しています。