イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。今回は観る人に元気をくれそうな3つの展示をご紹介します!
新型コロナウイルス感染症の対策として会場毎に注意事項が設けられています。事前に情報をお確かめの上、無理のない範囲でお出かけ下さい。
ナガノチサト「再生」
イラストレーターのナガノチサトさんによる展示が、SPBS本店のウィンドウで開催中。「再生」と題された本展では、ナガノさんが描く「今」が店内を彩ります。東京では約2年ぶりの展示。儚げでアンニュイながら、どこかあたたかな空気が漂う作品たちをぜひご覧下さい。
会期: 2021年10月24日(日)~11月14日(日)
会場: SPBS本店 ウィンドウ
住所: 東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山1F(Google Map)
時間: 11:00〜21:00 *短縮営業中/最終日は18:00まで
〈プロフィール〉ナガノチサト/1984年生まれ。雑誌の挿絵や装画、WEB、パッケージやフライヤー、アパレルブランドとのコラボ商品のデザインなどで幅広くイラストを制作。個展での新作発表も行う。Webサイト・Instagram
中村杏子 個展「よろしくパラダイス」
京都で活動するイラストレーター・中村杏子さんによる個展。ニューレトロでカラフルな新作を中心に展示されます。東京での開催は本展が2回目。グッズも普段東京では販売していないそうなので、この機会をどうぞお見逃しなく。
会期: 2021年10月26日(火)~10月31日(日)
会場: 高円寺 BLANK
住所: 東京都杉並区高円寺北2-18-9(Google Map)
時間: 13:00〜19:00 *最終日17:00まで
〈プロフィール〉
中村杏子/京都生まれ京都在住のイラストレーター。展覧会やコミティアなど創作イベントで活動。近年はSNSやSUZURIでも活動しています。Instagram・Twitter
平井利和 個展「ASIAN POP」
力強く印象的な線でドローイングを制作される平井利和さん。「今いる場所で身近な人を思い浮かべることからはじめて、ここではないどこか別の場所にいる知らない人を想うこと。ポップで泥臭い展示にしたい」と語ります。鮮やかな色彩のアジアンポップな作品に注目です。
会期: 2021年10月29日(金)~11月3日(水)
会場: HBギャラリー
住所: 東京都渋谷区神宮前4-5-4 原宿エノモトビル1F(Google Map)
時間: 11:00〜19:00 *最終日17:00まで
〈プロフィール〉
平井利和/2006年東京造形大学視覚伝達学科卒業。広告代理店で7年の勤務後、フリーでイラストレーターに至る。主に人や建物、群像をモチーフにしたドローイングを制作。力強い線で印象に残る絵を心がけています。18年HBファイルコンペ 藤枝リュウジ大賞。ADC賞、日経広告賞大賞など。Webサイト・Instagram・Twitter
「イラストレーションファイルWeb 展覧会情報」のページには展覧会やイベントの情報を多数掲載中。ぜひご覧下さい!
巻頭ではイラストレーターの長崎訓子さんを約40ページにわたって特集。第2特集「風景を描く」では、ケッソクヒデキさん、shunshunさん、大久保つぐみさん、dannyさんをご紹介します。
イラストレーター218人がいまを捉え描き出す、さまざまなファッションイラストレーションを存分にご覧下さい。恒例の巻頭特集「SHOWCASE」では、独特な視点で制作、活動する9名の作家の方々をご紹介します。