イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。今回ご紹介するのは東京と大分で開催される3つの展示です。会場に行けない方にもお楽しみ頂けるよう写真多めでお届けします!
新型コロナウイルス感染症の対策として会場毎に注意事項が設けられています。事前に情報をお確かめの上、無理のない範囲でお出かけ下さい。
濱愛子作品展「知らない国のはなし」(大分)
『かたちのなまえ』(野瀬奈津子著/玄光社)でイラストレーションを描いて下さった、濱愛子さんの作品展が大分県湯布院で開催。本展では、会場となるCAFE LA RUCHEのギフトボックスをはじめ、濱さんがこれまでに手がけられたお仕事の原画やポスターが展示されます。お近くの方はぜひチェックを。
会期: 2021年5月1日(土)~6月29日(火) *水曜定休
会場: CAFE LA RUCHE
住所: 大分県由布市湯布院町川上1592-1(Google Map)
時間: 10:00〜17:00
*状況によりご入場を制限させていただく場合がございます。
*6月1日以降はご来場いただくのが難しい方へ、メールやお電話でのご購入希望を承ります。
〈プロフィール〉濱愛子/イラストレーター・グラフィックデザイナー。紙版画を用いて情感と力強さのある作品作りを目指し、本、雑誌、広告に取り組む。企業広告や、詩画集『今夜 凶暴だからわたし』(詩:高橋久美子/ちいさいミシマ社刊)、『かたちのなまえ』(著:野瀬奈津子/玄光社刊)など。東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)会員。
桃山鈴子個展「わたしはイモムシ」I, Caterpillar ロケットに乗らなくても、行ける宇宙がある(東京)
5月末に発売される桃山鈴子さんの初作品集『わたしはイモムシ』(工作舎)の原画展。本展で先行販売される作品集には特典が付きます。桃山さんのイモムシ愛あふれる、美しい点描作品をぜひご覧下さい。
桃山鈴子個展「わたしはイモムシ」I, Caterpillar ロケットに乗らなくても、行ける宇宙がある
会期: 2021年5月15日(土)~5月23日(日) *17日(月)休廊
会場: ギャラリーマルヒ
住所: 東京都文京区根津2-33-1(Google Map)
時間: 12:00〜19:00 *最終日18:00まで
*入場制限あり。最大収容人数は10名様までとなります。
〈プロフィール〉桃山鈴子/イモムシ画家。東京生まれ。幼少期をニューヨーク郊外で送る。虫の飼育は小学生時代から。生物学の授業で顕微鏡を使った観察スケッチを学んだことが絵の原点に。自然科学とアートの境界を自由に飛び回る表現を志している。個人制作した作品集『Insects』(2018)、『Insects 2』(2020)が好評を得る。玉川大学農学部卒業。イラストレーション青山塾ベーシック科21期。NPO法人日本アンリ・ファーブル会会員。ペンスチ所属。HBギャラリーファイルコンペvol.29藤枝リュウジ賞。ギャラリーハウスMAYA装画コンペvol.19準グランプリ。Society of Illustrators-Illustrators 62入選。
大河紀個展「地鳴る絵画」(東京)
2020年のザ・チョイスで入選された大河紀さんが個展を開催。本展に向けてたくさんの新作を描き下ろされているそうです。会期が短めですので、どうぞお見逃しなく。
会期: 2021年5月14日(金)~5月19日(水) *会期中休廊なし
会場: HBギャラリー
住所: 東京都渋谷区神宮前4-5-4 原宿エノモトビル1F(Google Map)
時間: 11:00〜19:00 *最終日17:00まで
〈プロフィール〉大河紀/イラストレーター。東京都在住。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒。雑誌や書籍、PRビジュアルなどを手がける。HB FileコンペVol.30 日下潤一特別賞。第22回グラフィック1_WALL 上西祐理奨励賞。第215回ザ・チョイス 入選。
『かたちのなまえ』(玄光社)
『ファッションイラストレーション・ファイル2020』(玄光社)
イラストレーター214人がいまを捉え描き出す、さまざまなファッションイラストレーションを掲載。恒例の巻頭特集「SHOWCASE」では、独特な視点で制作、活動する13名の作家の方々を紹介。