『illustration』No.227で特集したイラストレーター牛久保雅美さんの個展が、東京・清澄白河のondo STAY&EXHIBITIONで4日(金)からスタートした。
個展のタイトルは「漂泊」。たゆたうような線、水彩の美しい色彩に加え、今回牛久保さんはスクリーントーンを貼った表現にも意欲的に取り組んでいる。
テーマに掲げたのは“光と影”。日常を生きる女性たちの1コマが、それぞれのムードや空気感、そしてその背後に流れる時間と共に鮮やかに描き出されている。
また会場では、今回の展示作品が掲載されたZineの販売や、これまでに牛久保さんが手がけた装画や挿絵の仕事の一部も見ることが出来る。
流麗で軽やかな線で描かれる、女性たちの飾らない“ありのまま”の姿。
胸をすくような牛久保雅美さんの作品は、まだ暑さの残る初秋の季節に一際爽やかな風を運んでくれる。
牛久保雅美個展「漂泊」
会期:2020年9月4日(金)〜9月14日(月) *7日(月)・8日(火)休
会場:ondo STAY&EXHIBITION
住所:東京都江東区清澄2-6-12
時間:12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
Webサイト:https://ondo-info.net/gallery_tokyo/ondo/exhibition
現在発売中の『illustration』No.227では、「人を描く」特集で牛久保雅美さんを10ページにわたって紹介しています。