原画約250点! 「『ねないこだれだ』誕生50周年記念 せなけいこ展」が開催

『ねないこだれだ』(1969年、福音館書店) ©Keiko Sena

『ねないこだれだ』『いやだいやだ』(共に福音館書店)などで知られる絵本作家のせなけいこさんの展覧会「『ねないこだれだ』誕生50周年記念 せなけいこ展」が、12月27日(日)から東京・松屋銀座8階イベントスクエアでスタートする。

せなさんは、子育てに奔走するなか、1969年37歳の時に絵本作家としてデビュー。おばけや妖怪、うさぎなどをモチーフに、貼り絵の手法を用いて生み出された独創的な絵本が、世代を越えて読み継がれるロングセラーとなった。

本展では、絵本デビュー作の「いやだいやだの絵本」シリーズ4作(1969年)と、「あーんあんの絵本」シリーズ4作(1972年)の全ページ分の原画を紹介。

また、そのほかの作品約250点の原画、絵本作家としてデビューする以前に手がけた雑誌・書籍のイラストレーション、紙芝居、幻燈などの仕事も紹介され、せなさんの創作の全貌を知ることが出来る

子どもや動物の表情、背景の表現など、貼り絵独特の質感を味わえるのは、原画ならではの楽しみ。いまもなお色あせない、せなさんの作品の魅力をぜひ体感して欲しい。

 

展示作品(一部)

『いやだいやだ』(1969年、福音館書店) ©Keiko Sena
『ふうせんねこ』(1972年、福音館書店) ©Keiko Sena
『ルルちゃんのくつした』(1972年、福音館書店) ©Keiko Sena
『めがねうさぎ』(1975年、ポプラ社) ©Keiko Sena
『おばけのてんぷら』(1976年、ポプラ社) ©Keiko Sena

<プロフィール>

せなけいこ/1931年、東京都生まれ。童画家の武井武雄に師事して絵を学びながら、「貼り絵」を表現技法として見いだす。カット絵や幻燈、紙芝居などの仕事でキャリアを積み、1969年「いやだいやだの絵本」(福音館書店)4冊シリーズで絵本作家としてデビュー。代表作に、「あーんあんの絵本」(全4冊・福音館書店)、「おおきくなりたい」(全4冊・偕成社)、「めがねうさぎ」シリーズ(ポプラ社)、「おばけえほん」シリーズ(童心社)などがある。

 


『ねないこだれだ』誕生50周年記念 せなけいこ展

会場:松屋銀座8階イベントスクエア

会期:2020年12月27日(日)〜2021年1月12日(火)

休業日:2021年1月1日(祝・金)

住所:東京都中央区銀座3-6-1

時間:10:00~20:00

※12月27日(日)、1月11日(祝・月)は19:30、12月31日(木)は18:00、1月12日(火)は17:00閉場。入場は閉場の30分前まで。

入場料: 一般1,200(900)円、高校生700(500)円、中学生500(400)円、小学生300(300)円

※()内は前売り料金。前売券は11月上旬から12月26日(土)までローソンチケット(Lコード:39900)にて販売予定。

※チケット購入の詳細は、展覧会公式ホームページにて決まり次第更新いたします。

※混雑の際は、お待ち頂く場合や整理券を配布する場合があります。

Webサイト:https://www.asahi.com/event/senakeiko50th

問い合わせ先: 03-3567-1211(大代表)


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