10月17日発売の『イラストレーション』最新号 特集はnakabanさん+植田真さん

『イラストレーション』No.228が10月17日(土)に発売される。今回は、画家のnakabanさん、絵本作家・イラストレーターの植田真さんを大きく特集し、それぞれの多岐にわたる活動に加え、2人が共に手がけた絵本や展示などについても紹介する。

 

特集1 nakaban

広島を拠点に活動をする画家nakabanさん。書籍の表紙や広告などのイラストレーションをはじめとして、絵本やライブペインティングなど、手がける仕事は実に幅が広い。

今回はnakabanさんの創作を、50ページ以上にわたって紹介。オリジナル作品やこれまでに取り組んだ仕事、ロングインタビューなどを掲載し、nakabanさんが生み出す作品の奥行きを存分に感じられる内容となっている。

油絵具を用いたオリジナル作品の紹介。
nakabanさんによる絵本。さまざまな画風、制作方法でこれまでに10冊以上を手がける。
東京・荻窪にある書店「Title」で開催された、nakabanさんの個展「ことばの生まれる景色」。Title店主・辻山良雄さんの寄稿と共にその作品を紹介する。

特集2 植田真

絵本作家、イラストレーターの植田真さんは、『イラストレーション』誌上コンペ「ザ・チョイス」で1998年にグランプリを受賞して以降、絵本、書籍装画や挿絵、CDジャケット、広告などで幅広く活躍している。

今回の特集では、2020年5月に発刊された新作絵本『りすとかえるとかぜのうた』(BL出版)を核に、これまで手がけた数々の仕事作品をはじめ、ライブペインティングや展覧会のために描かれたもの、絵本のラフスケッチまで、30ページにわたり幅広く紹介する。

植田さんの自作絵本『りすとかえるとかぜのうた』。特集内では、貴重な習作も見ることが出来る。

 

また今号では、nakabanさんと植田さんが以前交わした「往復書簡」を公開。さらに、今回のために2人が新たにやり取りした手紙も特別に掲載する。

 

特集3 絵本作家がキーワードで選ぶ3冊

人気の絵本作家8組のみなさんに、所縁のあるキーワードに基にした3冊の絵本をセレクトしてもらった。

キーワードと登場作家は下記のとおり。

「色」きくちちき、「形」三浦太郎、「音」中川ひろたか、「食」彦坂木版工房、「動物」五十嵐大介、「夜」石黒亜矢子、「家」junaida、「旅」みやこしあきこ(掲載順・敬称略)。

 

連載 スイッチ・インタビュー

イラストレーターの木内達朗さんと、グラフィックデザイナーの大島依提亜さんによる対談。ウディ・アレン監督作品「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」の映画ポスターが大きな話題を集めた2人が、その制作の裏側を語る。

 


 

『イラストレーション』No.228は、10月17日(土)発売。予約受付中。


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