イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。東京で開催中の気になる展覧会をご紹介します! 芸術の秋にギャラリー巡りはいかがでしょうか。
新型コロナウイルス感染症の対策として会場毎に注意事項が設けられています。事前に情報をお確かめの上、無理のない範囲でお出かけください。
庄野ナホコ 個展「Wonderland」
イラストレーターとして『BRUTUS』(マガジンハウス)の「~好き。」シリーズ表紙や、小説装画などを手がけるほか、絵本作家としても活躍する庄野ナホコさんの個展が、西荻窪のURESICAで開催中です。1階では「不思議の国のアリス」をモチーフに描きおろした新作、2階では『BRUTUS』表紙を含め、仕事で描かれた作品原画がずらりと並び、一部を除き販売もされています。庄野さんの描く、個性豊かで愛らしい動物たち。その仕草や表情などぜひじっくりご覧ください。
会期: 2022年10月13日(木)~10月24日(月) *18(火)、19(水)休
会場:URESICA
住所: 東京都杉並区西荻北2-27-9(Google Map)
時間: 12:00〜19:00
タテヤマフユコ 個展「わたしたちがすむところ」
頭の中の世界や理想郷を描くイラストレーター、タテヤマフユコさんの個展が神楽坂にあるかもめブックスで開催中。自由な形をした色彩豊かな絵と置き物の作品が展示されるほか、ステッカーや小さい置き物などのグッズも販売されます。どこか遠くの世界のような、はたまたずっと昔から近くにあったような、不思議な生き物たちが暮らす、もうひとつの時間がゆったりと流れる夢のような空間です。カフェも併設されているので、ギャラリー巡りのひと休みにもぴったりです。
会期: 2022年10月6日(木)~10月25日(火) *水休
会場:かもめブックス
住所: 〒162-0805 東京都新宿区矢来町123 第一矢来ビル 1階(Google Map)
時間: 11:00〜20:00
ジョアンナ・タガダ・ホフベック 個展「Dreaming About Tomorrow」
恵比寿にあるnidi galleryでは、ペインティング、ドローイング、インスタレーション、彫刻、映像、写真、執筆などからなる作品を通じて、エコロジカルなメッセージを柔らかく繊細な手法で表現しているジョアンナ・タガダ・ホフベックさんの個展が開催中。新作の油彩画や自身の農園で育てた植物などから採取した天然の絵具による絵画を中心に、写真作品、セラミックデザイナーや、織物作家とのユニークな共同作品などを発表します。
「『明日を夢みる』というタイトルは、昨今の情勢では奇妙な励ましに聞こえるかもしれないけれど、今回来場者と一緒にやりたいことだ」とタガダ・ホフベックさんは語ります。会場には「シードライブラリー(種の図書館/ 種の交換ボックス)」が設置され、誰でも参加することが出来ます。展示やイベントを通じてタガダ・ホフベックさんのメッセージを受け取ってみてください。
ジョアンナ・タガダ・ホフベック 個展「Dreaming About Tomorrow」
会期: 2022年10月8日(土)~10月30日(日) *月、火休
会場:nidi gallery
住所: 東京都渋谷区東2-27-14 ペガサスマンション恵比寿 #102(Google Map)
時間: 12:00〜18:00
「イラストレーションファイルWeb 展覧会情報」のページには展覧会やイベントの情報を多数掲載中。ぜひご覧ください!
10月18日発売の『イラストレーション』No.236では、「ファイナルファンタジーXIV」を50ページにわたって特集します。表紙はコンセプトアーティストの長嶺裕幸さんによる描き下ろしです。
『ファッションイラストレーション・ファイル2022』では、210名がいまを捉え描き出した、さまざまなファッションイラストレーションを掲載しています。