イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。今週はまもなく会期終了となる3つの展示をご紹介します。お見逃しのないようぜひチェックしてみて下さい!
新型コロナウイルス感染症の対策として会場毎に注意事項が設けられています。事前に情報をお確かめの上、無理のない範囲でお出かけ下さい。
花モト・トモコ個展「MERIDIANA -日時計-」
花モト・トモコさんの代表作であるKIRIE(切絵)は、ご自身で彩色やドローイングを施した紙で構成されており、繊細なカットワークで描くのが特徴です。本展では春の訪れにあわせ、花をモチーフにした新作の KIRIE、約40点が発表されます。
会期: 2022年3月11日(金)~3月20日(日)
会場: 東京妙案ギャラリー
住所: 東京都港区白金台3-3-1 G&D アルケミックハウス2F(Google Map)
時間: 11:00〜19:00 *最終日17:00まで
〈プロフィール〉花モト・トモコ/千葉大学卒業。カッシーナ・イクスシー、三越伊勢丹、高島屋、アトレなどの広告をはじめ、FIGARO japonやSPURなどのファッション誌、ブランドとのコラボによるロゴ・商品やパッケージ・ディスプレイ・動画、企業カタログ、書籍装画など幅広く手がける。クライアントワークに加えて個展やグループ展で様々な表現方法による作品を発表している。
チカツタケオ展「絵本・装画・挿絵」
チカツタケオさん作・絵の『くらべるえほん』(学研プラス)が2月に出版されました。写実的な絵で子ども向けの絵本を制作するのは、チカツさんにとって初挑戦だったそう。今回の個展では、同作の原画を中心に、小説の装画や雑誌の挿画などが展示されます。
会期: 2022年3月7日(月)〜3月26日(土) *日休
会場: ギャラリーハウスMAYA
住所: 東京都港区北青山2-10-26(Google Map)
時間: 11:30〜19:00 *土・最終日17:00まで
〈プロフィール〉チカツタケオ/イラストレーター、デザイナー、画家。イラストレーターとして主に写実的な絵で書籍の装画、挿絵の仕事を中心に活動。絵本作家としては、ちかつたけお名で『ぬにゅ~ぽんぽん(2019年)』『くらべるえほん(2022年)』を出版。2006年9月〜2008年2月、絵を描く事に専念するため、南仏Aix en Provence滞在。2007年ザ・チョイス年度賞優秀賞。2009年第8回TIS公募金賞。
星野哲朗 展「LA CASA」
星野哲朗さんによる個展が今年もスペースユイで開催中です。ホテル、教会などの建築物からオリーブオイルの小瓶まで、家にかかわるさまざまなモチーフを表現。F4~SMサイズを中心に約40点の作品が並びます。ぜひ会場でご覧下さい。
会期: 2022年3月14日(月)~3月19日(土) *日休
会場: スペースユイ
住所: 東京都港区南青山3-4-11 ハヤカワビル1F(Google Map)
時間: 12:00〜19:00 *最終日17:00まで
〈プロフィール〉星野哲朗/千代田デザイナー学院卒。1982年デザイン制作会社を経てイラストレーターに。1984年スペースユイにて初の個展。その後不定期に開催。2016年よりスペースユイにて毎年開催。電通ギャラリー、ギャラリー自由が丘にて個展。
「イラストレーションファイルWeb 展覧会情報」のページには展覧会やイベントの情報を多数掲載中。ぜひご覧下さい!
巻頭ではイラストレーターの米山舞さんを48ページにわたって特集。個人特集では、ア・メリカさん、fancomiさんが登場。
イラストレーター218人がいまを捉え描き出す、さまざまなファッションイラストレーションを存分にご覧下さい。恒例の巻頭特集「SHOWCASE」では、独特な視点で制作、活動する9名の作家の方々をご紹介します。