編集部ピックアップ! 今週末に行きたい展覧会 11月1日(土)~11月2日(日)

イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。東京で開催中の気になる展覧会をご紹介します! 芸術の秋にギャラリー巡りはいかがでしょうか。

 


稲葉朋子 個展「かつての未来」

イラストレーター・稲葉朋子さんの個展が、蔵前にある古書店フローベルグで開催されています。

1970年代、科学技術が急速に発展した時代から流行しはじめた「人々が思い描いた未来像」を総称した言葉「RETRO FUTURE」。過去の人々が想像した未来と現代のギャップ、現代を風刺しているかのような鋭いSFなど、稲葉さんが「かつての未来」を再解釈し、作成したリトグラフ作品が並びます。ロマンの溢れる作品群をぜひお楽しみください。

稲葉朋子 個展「かつての未来 / RETRO FUTURE」

会期: 2025年10月23日(木)~11月10日(月) *水休

会場: Frobergue(フローベルグ)

住所: 東京都台東区蔵前4-14-11 ウグイスビル101(Google Map

時間: 12:00〜18:00 *最終日16:00まで

 


TAKURO TAKAGI SOLO EXHIBITION “RENEW”

イラストレーター・髙城琢郎さんの約3年ぶりとなる個展が、代官山蔦屋書店で開催されます。

仕事で絵を描き続けるうちに無意識に自分が更新され、数年前とは全然違う絵を描いているけれど、いますごく自分に馴染んでいる感覚があると語る髙城さん。日々の生活の中で気持ちが更新されるような瞬間を、抽象的/心象的なイメージで描いたという本展では、アクリル板に多層印刷を施した大判作品や、リソグラフ印刷のA3ポスターなど、約20点の新作が展示・販売されます。さらに、Tシャツや雑貨などのグッズも販売されるほか、会期中にはシルクスクリーンでオリジナルのトートバッグが作れるワークショップも開催。髙城さんの「更新の記録」である本展をぜひご覧ください。

TAKURO TAKAGI SOLO EXHIBITION “RENEW”

会期: 2025年11月1日(土)~11月16日(日) *会期中無休

会場: 代官山蔦屋書店2号館 1階 建築デザインフロア

住所: 東京都渋谷区猿楽町17−5(Google Map

時間: 9:00〜22:00

 
自分だけのトートバッグが作れる!シルクスクリーンワークショップ
 
日時:2025年11月8日(土)・9日(日) 13:00~18:00
お好みのボディ色 / インク色 / デザインを数種類の中から選び、シルクスクリーンの製版~印刷までを体験できます。

*事前予約不要 詳細は下記Instagramをご確認下さい。

Instagram : https://www.instagram.com/takurotakagi

 


大河紀 個展「食卓」

 

南青山のYUGEN Galleryでは、アーティスト・大河紀さんの個展が開催されています。

広告やアパレルとのコラボレーションを多数手がけるほか、直近ではイタリアのブランド・ミュウミュウのグローバル・イベント「Miu Miu Club Tokyo」や大阪・関西万博の壁画を担当するなど活躍の幅を広げる大河さん。本展は、既成概念の外にある「異物」との出会いによってなされる自己形成がテーマとなっており、自らと違う価値観を噛み、飲み込み、腹に落とすうちにアイデンティティの輪郭が帯びることを表現した作品約30点で構成。「生と死の境界」をテーマとした作品を制作し続ける大河さんの最新作の発表の場にして、過去最大規模・最大枚数となる展示です。ぜひお見逃しなく。

大河紀 個展「食卓」

会期: 2025年10月25日(土)~11月16日(日) *会期中無休

会場: YUGEN Gallery

住所: 東京都港区南青山3-1-31  KD南青山ビル4F(Google Map

時間: 月~金 13:00~19:00 土・日・祝 13:00~20:00 *最終日17:00まで

 

*本展は2025年11月29日(土)からYUGEN Gallery FUKUOKAにも巡回します。

 


 

10月18日(土)発売の『イラストレーション』No.248では、モノクロームで描くイラストレーター6名を特集しています。

 

9月30日(火)発売の『ファッションイラストレーション・ファイル2025』では、“いま”を捉え描き出す214人のイラストレーターを紹介します。

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