イラストレーション編集部が今週行きたい展覧会をピックアップ。今週も気になる展示が多数開催されています。オープンが平日のみの会場もありますので、お出かけの際はご注意下さい!
新型コロナウイルス感染症の対策として会場毎に注意事項が設けられています。営業時間に変更が生じる場合もありますので、事前に情報をお確かめの上、無理のない範囲でお出かけ下さい。
キングジョー&本秀康 カスタム7inchスリーヴ展「J&M RECORDS」
キングジョーさんと本秀康さんによる2人展。音楽関係のイラストレーションを数多く手がけてきた2人が描いた7inchアナログレコードのカスタムスリーブがずらりと展示されます。世界に1枚だけのレコードが並ぶ貴重なこの機会を、どうぞお見逃しなく!
キングジョー&本秀康 カスタム7inchスリーヴ展「J&M RECORDS」
会期: 2021年3月19日(金)~4月4日(日)
会場: ビームス ジャパン4F
住所: 東京都新宿区新宿3-32-6(Google Map)
時間: 11:00〜20:00
<プロフィール>
キングジョー/画家、DJ。著書に『SOFT,HELL! ガレージパンクに恋狂い』(JUNGLE LIFE)『悪魔のティーンエイジブルース』(メタブレーン)、手描きジャケ画集『SINGLES GOING STEADY』(PRESSPOP GALLERY)、〈森本ヨシアキ〉名義で原作を手がけた漫画『淀川ハートブレイカーズ』(PRESSPOP GALLERY)など。現在は新画集及びコラム集の制作・編集中。普段は会社員。
本秀康/イラストレーター、漫画家。1990年よりフリーイラストレーターとして活動。その後漫画家としてもデビュー。2014年には7inchレコード専門レーベル「雷音レコード」を立ち上げる。主な著作に『MOTO HIDEYASU MUSIC BOOK』(Pヴァイン)、『あげものブルース』(亜紀書房)、『ワイルドマウンテン』(小学館)、『レコスケくん』(ミュージック・マガジン)、『たのしい人生完全版』(青林工藝舎)などがある。
▶︎【対談】本秀康さん×角張渉さん 音楽をこよなく愛する2人が手がけた仕事の舞台裏
フムフムサローネVol.2 坂川事務所の仕事展① 1987-1997
2020年末からスタートした、坂川栄治さんの回顧展企画のVol.2。本展では雑誌『Switch』を始め、1987〜97年に坂川事務所が手がけた初期の仕事、約350冊が展示されます。開廊は火・水・木曜日のみ(4月11日は日曜特別開廊)となりますので、訪問の際にはご注意下さい。
フムフムサローネVol.2 坂川事務所の仕事展① 1987-1997
会期: 2021年3月16日(火)~4月8日(木) *火・水・木曜日のみ開廊(4月11日のみ日曜特別開廊)
会場: queue gallery
住所: 東京都新宿区荒木町11-48 第一太田ビルB02(Google Map)
時間: 13:00〜19:00
8月の閉廊まで本展をいれてあと3回開催されます。詳しくはWEBサイトをご覧下さい。
波多野光展「潜在のC90M50」
野菜や植物の絵を中心に描くイラストレーター・波多野光さんによる個展。「自分を探ったり確かめたり気づいたりしながら内に向かって描く。しかしどうであれ積み重なった今の自分が描くただの絵でしかない。」と語る波多野さんの中に潜む心象的風景に惹きつけられます。
会期: 2021年3月25日(木)~3月31日(水)
会場: DEE’S HALL
住所: 東京都港区南青山3-14-11(Google Map)
時間: 12:00〜20:00 *日曜・祝日18:00まで
<プロフィール>
波多野光/京都市生まれ。東京都在住。デザイン事務所勤務ののち、イラストレーターに。特に野菜や植物の絵を多く描く。朝日新聞社PR誌「一冊の本」(AD 原研哉)では1999年より毎月巻頭随筆のトビラにイラストレーションを連載中。書籍・文庫の装画、雑誌にて挿絵、商品パッケージ、CMなどを手がける。