イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。東京・名古屋で開催中の気になる展覧会をご紹介します! 3連休のお出かけの参考にしてください。
ミヤザキ 個展「安心な寝床」
イラストレーター、アーティストのミヤザキさんの個展が、名古屋にあるON READINGで今週末からスタートします。
対象となる事物を、シンプルで柔らかな線と造形で再解釈し描くミヤザキさんの作品には、ユーモラスな親しみやすさが漂っています。本展では、今年から始めた油絵をメインに、新作のペインティング作品を発表。新たな画材によって描かれたモチーフの数々をぜひお楽しみください。
会期: 2024年11月2日(土)~11月17日(日) *火休
会場: ON READING
住所: 愛知県名古屋市千種区東山通5-19 カメダビル2A &2B(Google Map)
時間: 12:00〜20:00
〈プロフィール〉
ミヤザキ/イラストレーター、アーティスト。1992年生まれ。島根県出身、大阪府在住。シンプルで飽きのこない絵をめざして制作しています。
PHILIPPE WEISBECKER 2023-2024
外苑前のGALLERY CLASKAでは、アーティストのフィリップ・ワイズベッカーさんの個展が開催中です。
同会場で行われた前回の展示から、約1年半。本展ではこの1年あまり、パリとノルマンディのアトリエで精力的に制作された新作が並びます。平面作品のほか、カルトンで制作した立体作品、過去に制作した作品も一部展示されます。期待の新作の数々をぜひお見逃しなく。
会期: 2024年10月25日(金)~11月17日(日) *月火休
会場: GALLERY CLASKA
住所: 東京都港区南青山2-24-15 青山タワービル9F(Google Map)
時間: 12:00〜17:00
〈プロフィール〉
フィリップ・ワイズベッカー/1942年生まれ。1966年フランス国立高等装飾美術学校(パリ)卒業。1968年ニューヨーク市に移住し、活動を始める。アメリカの広告やエディトリアルのイラストレーション制作を数多く手がけた後、2006年フランスに帰国、アートワークを本格的に制作開始。2002年アンスティチュ・フランセ日本が運営するアーティスト・イン・レジデンス、ヴィラ九条山(京都)に4ヶ月間滞在。現在はパリを拠点に活動し、欧米や日本で作品の発表を続けている。日本では広告の仕事も多く、JAGDA、NYADC、クリオ賞、東京 ADC、カンヌライオンズなど、国内外で受賞。2020 年東京オリンピック公式ポスターも手がけている。著書に『HAND TOOLS』(888ブックス、 2016年)、『Philippe Weisbecker Works in Progress』(パイ・インターナショナル、 2018年)などがある。
あらいきりこ 個展「よくねむる」
『イラストレーション』No.242の「続・生き物を描く人 コラム」にご登場いただいたイラストレーター・あらいきりこさんの個展が、渋谷のDéesse space caiman shibuyaで開催されています。
新作原画・カスタムソフビ、過去作品のアーカイブ展示をはじめ、新作ソフビ・新作グッズの販売も行われるなど、過去最大規模の展示はファン必見の内容です。おおかみくんやおばけ、怪獣たちなど、かわいらしいキャラクターたちに会いにぜひ会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
会期: 2024年10月18日(金)~12月1日(日) *月火水休
会場: Déesse space caiman shibuya
住所: 東京都渋谷区神南1-13-4 IDOビルB1(Google Map)
時間: 12:00〜20:00(最終入場19:45)
入場料:500円(ポストカード付き)、1000円(木製スタンド付き)
〈プロフィール〉
あらいきりこ/東京都在住のフリーのイラストレーター。怪獣やおおかみ、おばけなどのオリジナルキャラクターでいろいろ作っています。好きな本は『やっぱりおおかみ』(佐々木マキ 著/福音館書店)、『よあけ』(ユリ―・シュルヴィッツ 著/福音館書店)
リニューアルした「イラストレーションファイルWeb」展覧会情報ページでは、登録イラストレーターの展覧会のお知らせを掲載しています。ぜひご覧ください。
10月18日(金)発売の『イラストレーション』No.244では、げみさんをはじめ、しらこさん、髙橋あゆみさん、いとうあつきさん、ゲレンデさん、TAOさんの、人気イラストレーター6名を特集しています。
『イラストレーション』No.242では、「続・生き物を描く人」と題して、山村れぇさん、かわさきしゅんいちさん、トガシユウスケさん、川崎映さん、池田早秋さん、マツダケンさんさんを特集しています。