イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。東京で開催中の気になる展覧会をご紹介します! 3連休にギャラリー巡りはいかがでしょうか。
Pecco 初個展「Around Our Dinosaur Life」
『illustration』No.243の特集「部屋と建物を描く」にご登場いただいたPeccoさんの初個展が、練馬区北町の建築家との家作りをサポートするアラウンドアーキテクチャー運営のAROUND ARCHITECTURE COFFEEで開催されています。
一級建築士でありながらアーティスト・イラストレーターとして人と恐竜・暮らし・建築をテーマに独自の世界観のイラストレーションを描くPeccoさん。建築士だからこそ描ける建築図面と、そこに暮らす可愛らしいタッチの恐竜や人々のイラストレーションは、細部までこだわりが詰まっています。ぜひ会場にてさまざまな建築と恐竜の作品をじっくりとお楽しみください。
Pecco 初個展「Around Our Dinosaur Life」
会期: 2024年10月5日(土)~10月27日(日) *平日休 *14日(月・祝)休
会場: AROUND ARCHITECTURE COFFEE
住所: 東京都練馬区北町3丁目21−4(Google Map)
時間: 10:30〜18:00 *最終日16:00まで
おおはしたくま 個展「LONG NOON」
第223回ザ・チョイスで入選したおおはしたくまさんの個展が、中目黒のdessinで開催されています。
主に人、動物などのモチーフを抽象化し、色や形のプリミティブな手触りに落とし込むシンプルなタッチのイラストを描くおおはしさん。手を動かす中で見つけたという、知っていたような知らなかったような景色の絵を見ることが出来ます。可愛くて不思議な、まだ見たことのない景色をぜひご覧ください。
SHIKA SOLO EXHIBITION「テーブルの脚はひんやりしていた」
2020年度ザ・チョイス年度賞審査で大賞に輝いたSHIKAさんの個展が、大阪のNANEI ART PROJECT GALLERY 04 街区で開催されています。
子どもの頃の記憶が現在の制作に影響を与えていると語るSHIKAさん。幼い頃から見てきた人の表と裏の顔、物事の矛盾やギャップなどを恐ろしくあると同時に滑稽に感じてしまった経験から、「滑稽に感じること」を興味深く観察するようになったといいます。そんなSHIKAさんの描く景色は、シリアスな雰囲気を纏いながらも、同じキャンバス内に存在するモチーフは、よく見ると滑稽ともいえる違和感のある配置でそこに佇んでいます。ミステリアスな唯一無二の世界観の作品群をぜひお見逃しなく。
SHIKA SOLO EXHIBITION「テーブルの脚はひんやりしていた」
会期: 2024年10月11日(金)~10月28日(月) *火、水、木休
会場: NANEI ART PROJECT GALLERY 04 街区
住所: 大阪府大阪市北区中崎西4丁目3-4Collection Nakazaki 1-1F(Google Map)
時間: 13:00〜19:00 *最終日17:00まで
リニューアルした「イラストレーションファイルWeb」展覧会情報ページでは、登録イラストレーターの展覧会のお知らせを掲載しています。ぜひご覧ください。
7月18日(木)発売の『イラストレーション』No.243の特集「部屋と建物を描く」では、井田千秋さん、塩谷歩波さん、埜々原さん、IC4DESIGNさん、Peccoさんを取材しています。
10月18日(金)発売の『イラストレーション』No.244では、げみさんをはじめ、しらこさん、高橋あゆみさん、いとうあつきさん、ゲレンデさん、TAOさんの、人気イラストレーター6名を特集しています。現在予約受付中です。
8月5日(月)発売の『キャラクターファイル2024-25』では、イラストレーター190人が生み出す多種多様で、素敵なイラストレーション、キャラクターたちを掲載しています。