イラストレーション編集部が今週末に行きたい展覧会をピックアップ。今回は東京・大阪で開催中の一推し展示をご紹介します!
新型コロナウイルス感染症の対策として会場毎に注意事項が設けられています。事前に情報をお確かめの上、無理のない範囲でお出かけ下さい。
矢入幸一 個展「Re Period Part 2 -Rebuilding-」(東京・目黒)
グラフィックアーティストの矢入幸一さんが「Re Period」をコンセプトに個展を開催。シリーズ2回目となる今回は「Part 1 -ORIGINAL-」で展示したポスターやフライヤーを解体し、その上から手を加えることで消費期限の再構築を試みたとのこと。期限を過ぎた宣伝物はどのような姿に生まれ変わったのでしょうか?
6月にはシリーズ最後の3回目の個展も予定されているのでこちらもお楽しみに。
矢入幸一 個展「Re Period Part 2 -Rebuilding-」
会期: 2021年1月9日(土)~1月29日(金) *月・火曜休廊
会場: RISE GALLERY
住所: 東京都目黒区碑文谷4-3-12 1F
時間: 12:00~19:00
<プロフィール>
矢入幸一/グラフィックアーティスト。1992年生まれ。2016年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。HBファイルコンペ Vol.29 大賞「仲條正義賞」。
ひるねこBOOKS 5周年記念 安達茉莉子 個展「Because love is love is love!」(東京・根津)
ひるねこBOOKSのオープン5周年を記念して、安達茉莉子さんが個展を開催。「愛」について描いた新作原画数点と言葉、複製原画が販売されるほか、今回の個展にあわせた作品集や新刊詩集、ZINE、グッズの販売も。
ひるねこBOOKS 5周年記念 安達茉莉子 個展「Because love is love is love!」
会期: 2021年1月16日(土)~1月31日(日) *火曜定休
会場: ひるねこBOOKS
住所: 東京都台東区谷中2-1-14-101
時間: 12:00~20:00 *土日は18:30頃まで。最終日は18:00まで。
臨時休業、営業時間変更の場合がありますので、必ずSNSをご確認ください。
<プロフィール>
安達茉莉子/作家。言葉とイラストで「物語」を表現する。大分県日田市出身。東京外国語大学外国語学部欧米第一課程英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関での勤務、兵庫県・篠山の限界集落での生活、イギリスの大学院留学など様々な組織や場所での経験をする中で、人間が人間であるための「言葉」を拠り所として制作を続けている。
2015年から、東京都内でセルフパブリッシングレーベル”MARIOBOOKS”を開始。2019年に『何か大切なものをなくしてそして立ち上がった頃の人へ』『The Feeling When…日常の中に生まれてくるある瞬間について』リソグラフ特装版を刊行(制作協力ビーナイス)。2020年11月に初の商業出版となる『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ』を刊行(ビーナイス)。書籍の仕事に、『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』(タバブックス)装画、『エトセトラvol.1』(エトセトラブックス)イラストエッセイなどがある。
ミヤザキ 個展「mornin’ モーニン」(大阪)
平面作品を描くことと並行してキャラクターの人物像を描くこと(ストーリーをつけること)に興味が出てきたというミヤザキさん。今回は短い漫画をテーマに、漫画に出てくるカットやストーリーにまつわるモチーフを元に描いた平面作品が展示されます。
ミヤザキ 個展「mornin’ モーニン」
会期: 2021年1月16日(土)~2月6日(土) *火・水曜休廊
会場: 大阪 hitoto
住所: 大阪市北区天神橋5-7-12 天五共栄ビル301
時間: 13:00~19:00
<プロフィール>
ミヤザキ/アーティスト、イラストレーター。1992年生まれ。島根県出身、大阪府在住。大阪総合専門学校イラストレーションコース卒。シンプルな線と柔らかいフォルムのイラストを得意とする。イラストレーションの仕事のほか、展覧会では平面作品や漫画的なアプローチの作品、GIFアニメーションの制作に取り組むなど表現の幅を広げている。