永井博さんの個展が代官山 蔦屋書店で2022年も開催!

代官山 蔦屋書店の毎夏の恒例である永井博さんの展示が今年も開催される。6回目となる本展のタイトルは「TROPICAL MODERN」。会期は7月16日から7月24日まで。

今回の展示内容は、新刊『TOROPICAL MODERN』(復刊ドットコム)の発売を記念して、建築・インテリアをテーマとしたもの。会場も昨年まで行われていた書店内のギャラリーから、施設内の大型ギャラリー“GARDEN GALLERY”へと変更となり、さらに広々とした空間で作品を楽しめるようになった。

また同期間、代官山 蔦屋書店シェアラウンジでは、VR技術と5Gを活用したイベント「Hiroshi Nagai Exhibition TROPICAL MODERN VR」の開催も。VR上で構築された永井さんの絵画の世界観に飛び込み、新たなアート体験味わうことが出来る(要予約)。

会場では、今年も作品集やグッズなどの発売も行われている。この貴重な機会に、観て、体験して、さまざまな角度から永井さんの描く憧れの夏を味わってみて欲しい。

 

『TOROPICAL MODERN』(復刊ドットコム)

 

〈プロフィール〉

ながいひろし/1947年12月22日、徳島市に生まれる。
グラフィックデザイナーを経て、1976年よりイラストレーターとして活躍。大瀧詠一の「A LONG VACATION」、「NIAGARA SONG BOOK」等のレコードジャケットに代表される、トロピカルでクリアな風景イラストレーションを得意とする。出版物として、CBSソニー出版「A LONG VACATION」(1979年)、「HALATION」(1981年)、小学館「NIAGARA SONGBOOK」(1982年)、ぶんか社「time goes by…」(2008年)、復刊ドットコム「CONTRAST」(2019年)を刊行。
また、大瀧詠一のアルバムジャケット「A LONG VACATION」では、CBSソニーより「アルバムジャケット特別賞」として、ゴールドディスクを受賞している。大瀧詠一のレコードジャケットによって、そのイラストの作風は独自の地位を築き、その他、サザン・オールスターズ、松岡直也、石黒ケイ、藤原ヒロシと川辺ヒロシ、憂歌団、杉山清貴など、多くのアーティストのレコード/CDジャケットを飾る。近年ではAORのコンピレーション「breeze」シリーズ、ikkubaru「Amusement Park」、「brighter」、TEEN RUNNINGS「NOW」、サニーデイ・サービス「DANCE TO YOU」、アメリカのLight In The Attic Recordsより発売されたコンピレーション「Pacific Breeze: Japanese City Pop, AOR & Boogie 1976-1986」の1と2のジャケット・アートワークを担当。また2017年7月に「time goes by…」が復刊された。2020年9月、オーストラリア・シドニーにてエキシビションを開催。

 



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