TIS会員179人によるベストワーク展「Illustration Works」が名古屋造形大学ギャラリーで６月27日からスタート

東京イラストレーターズ・ソサエティ（略称TIS）所属の179名によるベストワーク展「Illustration Works」が、名古屋造形大学ギャラリーで2025年６月27日（金）から開催される。

イラストレーターという職業が日本で認知されるようになってから半世紀以上。戦後のグラフィックデザインの系譜の中で培われてきたイラストレーションは現在でも躍動を続けており、「先進的な表現」と「社会的流通性」の両面を持ち合わせながら発展してきている。

本展は、イラストレーターの仕事に焦点をしぼり、ポスター、装丁、パッケージ、デジタルサイネージなど、メディアを通した各々のベストワークを集結。20代から80代まで幅広い世代が活躍するTIS会員の仕事を通じて、過去約30年間の表現の変化や社会的役割など、イラストレーションの魅力を改めて紹介するものだ。

初日６月27日（金）には、TIS理事長のサイトウユウスケさんとギャラリールモンドの田嶋吉信さんによる特別公開講座「イラストレーションのこれまでとこれから」が名古屋造形大学ホールで開催（入場無料・予約不要・一般の方も聴講可能）。また2025年９月には、六本木の東京ミッドタウン・デザインハブにて巡回予定だ。各時代のベストワークから、イラストレーション、イラストレーターの歴史を覗いてみてはいかがだろうか。