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【個人特集】 丹地陽子
これまで350冊以上の装画を描いてきた丹地陽子さんを40ページにわたって大特集。
作品紹介では、森晶麿さんの『黒猫シリーズ』やあさのあつこさんの『燦』の表紙原画を含む30点以上の原画を収録。Twitterで発表しているオリジナル作品も紹介します。
また、数々の装丁を手がけているグラフィックデザイナー・坂野公一さんとの対談も実現。お2人が組んで手がけた表紙にまつわるエピソードや、貴重な思い出話もたっぷりして頂きました。
この他にも、本誌のために描き下ろして頂いた表紙の制作過程の紹介やロングインタビューなど盛りだくさんの内容です。 -
「本とイラストレーション」1 中島梨絵
ミステリー、時代物、人間ドラマ、児童文学……明るくて優しいものから、ちょっとダークで妖しいものまで、さまざまなジャンルで装画を手がける中島梨絵さん。一貫して水彩で描かれる作品はその時々ではっとするほど表情を変え、視線を捉えます。絵と本をキーワードに、中島さんの作品の魅力に迫りました。
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「本とイラストレーション」2 千海博美
版木に直接着色し彫って描くというの手法で、印象深い装画を多数描いている千海博美さん。木という素材のプリミティブさに加え、作品にはエキゾチックな色気が漂っています。彼女はどんなものに影響を受け、特異な世界観を築いたのでしょう? 今の手法に辿り着くまで、また制作時のことなどについて伺いました。
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「本とイラストレーション」3 坂本ヒメミ
エキゾチックな色彩とシンメトリーな構図が印象的なイラストレーションを描く坂本ヒメミさん。絵についてはほぼ独学と話す彼女がイラストレーターとして活動し始めた理由や、装丁を描く上で大切にしていることについてインタビュー。また、どのような経緯で1枚の装画が出来上がるのか、ラフと完成品を並べて本人による解説付きで紹介します。
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グラフィックデザイナーが選ぶ装丁二〇一七
注目のグラフィックデザイナー5名が、2017年に自ら手がけた装丁から3冊、全体から5冊をセレクトして紹介。グラフィックデザイナーはどういった目線で最近のブックデザインを見ているのでしょうか。
選者:芥陽子さん、川名潤さん、佐々木俊さん、佐藤亜沙美さん、鈴木久美さん(掲載順)
『イラストレーション』No.217
2018年1月18日
A4変型判
定価:本体1,600円+税