-
【個人特集】葛西 薫「絵を描く、絵を語る」 40ページ大特集
第1部 葛西さんの絵と仕事
アートディレクター、葛西 薫さんが仕事用に描いたラフスケッチやカンプ画、展覧会出品作の下描きを紹介。「絵」のことを軸に、絵を使った仕事への思いや展覧会について語る4時間のロングインタビューも有り。
また、葛西さんがこれまでに手掛けた中から、「絵を用いた仕事」をピックアップして紹介します。共に仕事をしてきた仲間ジャンルイジ・トッカフォンドさん、フィリップ・ワイズベッカーさん、小池博史さん、吉實 恵さんから寄せられたコメントも必見です。
第2部 座談会「先輩編」&「若手イラストレーター編」
座談会2本立て。前編は87年に葛西さんの1回目のチョイス審査に入選した都築 潤さん(イラストレーター)と吉原 潤さん(アートディレクター)が登場。それぞれが影響を受けた絵、絵とイラストレーションへの思いを語ります。後編の参加者は西村裕之さん、生駒さちこさん、唐仁原多里さん。絵のこと、イラストレーターという職業についての疑問に葛西さんが答えます。
「Kasai Kaoru's Key Word」では愛用している画材や、自宅の仕事場も公開。
-
コミックエッセイ作家の50マル秘ワザ
「コミックエッセイ」のジャンルで活躍する4名の作家を紹介。それぞれの制作現場にお邪魔して、創作にまつわる“ワザ”を教えてもらいました。
特別描き下ろしコミック「私の下積み時代」、注目のコミックエッセイ&イラスト帖作家19人のアンケートも紹介します。
登場作家:細川貂々、益田ミリ、たかぎなおこ、腹肉ツヤ子、蛇蔵、田中ひろみ、工藤ノリコ(敬称略)他。
-
酒井駒子「母の友」表紙セレクション
絵本作家酒井駒子さんは06年4月号から「母の友」の表紙を毎号手掛けてきました。これまで担当した全55点から酒井さん自身が思い出のある絵をセレクト。酒井さんからコメントも頂きました。
-
ZINEの潮流
若いクリエイターを中心に広まりつつある「ZINE(ジン)」は、いわゆる自費出版によるアートブック。自宅のプリンターで出力し、ホチキス留めした手作り感溢れるものからオフセット印刷本まで形や種類は様々です。ZINEの即売会や展覧会を通してZINEの魅力に迫ります。
-
宇野亞喜良&和田誠 最新展示とトークショー
宇野亞喜良さんと和田誠さんは知り合って半世紀の仲。今年偶然にもそれぞれが大きな展覧会を催し、作品集も発行しました。作品集刊行記念のトークショーをレポートし、各展覧会の出品作品も紹介します。
『イラストレーション』No.186
2010年9月27日
A4変型判
定価:本体1,600円+税