
「ムーミン」小説の出版80周年を記念した「トーベとムーミン展〜とっておきのものを探しに〜」が全国巡回中。4月からは名古屋・松坂屋美術館にて開催される。
トーベ・ヤンソンの創作を知る

トーベ・ヤンソンは「ムーミン」の作者であり、雑誌の挿絵や風刺画、小説など多方面で活躍した人物。本展覧会は「ムーミン」以外の作品にも焦点を当て、油彩画、壁画、生涯にわたって取り組んだ自画像が紹介される。政治風刺雑誌「ガルム」の挿絵には、よく見るとムーミンらしきキャラクターが登場しており、探してみるのも面白い。
ムーミンとその仲間たちが描かれた作品が250点以上展示


戦争の最中にトーベが救いを求めて描き始めた「ムーミン」。小説から絵本、マンガまで、幅広い媒体で描かれ続けた。絵本『ムーミン谷へのふしぎな旅』、キャラクターのスケッチなど合わせて250点以上が展示される。何度も描き直した跡が見えるスケッチには、トーベの絵への姿勢が垣間見える。
また、トーベが手がけたアウロラ病院小児病棟の壁画のスケッチは必見。子供たちの不安を和らげるために描かれたであろう、ムーミンたちの楽しげな様子を見ることができる。
ムーミンの世界に入り込める空間演出

油彩画やスケッチだけではなく、ムーミンの物語の一場面や保育園に描かれた壁画の映像演出も楽しめる。ムーミンの世界に没入できるだろう。
会場限定販売の図録やオリジナルグッズも販売

本展覧会の図録は会場限定で販売。黄色を基調として、トーベ自身とムーミンたちのイラストを箔押しした表紙が印象的なデザインとなっている。表紙から裏表紙にかけてあしらわれた壁画は、本展覧会が単なる「ムーミン」展ではなく、トーベに焦点を当てた展覧会であることを物語っているよう。そのほか、特設ショップではオリジナルグッズも多数販売されている。
時に笑ったり、時に怒ったりと表情が豊かなムーミンとその仲間たち。トーベの感情が彼らに投影されているのだろう。本展覧会に足を運べば、ムーミンの物語から感じる温かさや懐かしさの正体がわかるかもしれない。
トーベとムーミン展〜とっておきのものを探しに~(愛知会場)
会期:2026年4月25日(土)~6月14日(日)*会期中無休
時間:10:00~18:00 *最終入場は閉館30分前まで
入館料(当日券):一般 1,800 円/高校・大学生 1,300 円/小・中学生 800 円
会場:松坂屋美術館(GoogleMap)
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館 7F
愛知会場公式ウェブサイト:https://www.nagoyatv.com/program_event/tove-moomins.html
展覧会公式サイト:https://tove-moomins.exhibit.jp
巡回情報
福岡会場:福岡市美術館 2026年7月4日(土)~8月30日(日)兵庫会場:神戸市立博物館 2026年10月10日(土)~12月13日(日)





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