「91人のイラストレーターが描くみんなだいすき和田誠」展が東京・神保町で開催

東京イラストレーターズ・ソサエティ（TIS）主催の展覧会「91人のイラストレーターが描く　みんなだいすき和田誠」展が、東京・神保町のブックハウスカフェ内のギャラリーひふみで開催される。

週刊文春の表紙をはじめ、書籍やポスターなどのイラストレーション、たばこ「ハイライト」のパッケージ・デザインなど、描く仕事はもちろん、映画監督・エッセイスト・作詞作曲家、そして絵本作家と、マルチな顔を持ち、2001年から2005年にかけてTIS理事長も務めた和田誠さん。

その膨大な仕事に愛と敬意をこめて、91人のイラストレーターが「和田誠さん」をテーマに制作した作品たちを一挙に公開する。

展示期間中はブックハウスカフェ１F店頭の特設コーナーで、参加作家の絵本・児童書の販売を行うほか、展覧会初日には、和田誠さんゆかりのゲストを招いてのオンライントークショー（配信限定・1000円）も行われる。トークショーは事前申しこみが必要なので、忘れずにチェックしたい。

トークショーについてはこちら

和田誠　Wada Makoto

1936年生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーター。
59年多摩美術大学卒業、ライトパブリシティに入社。68年からフリー。77年より「週刊文春」の表紙を担当して現在に至る。74年、講談社出版文化賞ブックデザイン部門受賞。84年、映画「麻雀放浪記」を初監督。現在まで４本の監督作品がある。89年ブルーリボン賞、94年菊池寛賞、97年毎日デザイン賞、15年日本漫画家協会賞特別賞ほか、受賞多数。出版した書籍は200冊を超える。