イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。今週も気になる展示を3つご紹介します!
新型コロナウイルス感染症の対策として会場毎に注意事項が設けられています。事前に情報をお確かめの上、無理のない範囲でお出かけ下さい。
そで山かほ子 個展「POWER」
アクリル絵具をたっぷりと塗った立体感のあるタッチなどで制作される、そで山かほ子さん。今回の展示では、そで山さん自身が力をもらっているものを描いた作品が並びます。観る人も元気をもらえそうな本展に、ぜひ足を運んでみては。土曜日までの開催です。
会期: 2021年11月22日(月)~11月27日(土) *日休
会場: スペースユイ
住所: 東京都港区南青山3-4-11 ハヤカワビル1F(Google Map)
時間: 12:00〜19:00 *最終日17:00まで
〈プロフィール〉そで山かほ子/1978年生まれ。東京都在住安西水丸塾受講。チョコレートが溶けたみたいにアクリル絵具をたっぷり塗った作品や、独特のタッチで描く線画などで、雑誌・書籍などのイラストレーションを中心に活躍中。アメリカのアンティークモールが大好き。フリーマーケットで買ったがらくたが宝物。近年、プライムウッドのカットワークのプロダクトも手がけている。 Instagram・Twitter
ナカムラミサキ 個展「TEST SET」
イラストレーターのナカムラミサキさんによる個展が開催されます。本展のテーマは、上から読んでも下から読んでも同じ言葉になる「回文」。ナカムラさんによるオリジナルの回文と、それからインスピレーションを受けて描かれたイラストレーションが並ぶ、実験的な要素を含んだ展示になるそう。どんな世界が広がっているのか注目です。
〈プロフィール〉ナカムラミサキ/1995年生まれ。2017年に美術大学を卒業後、作家活動を開始。絵を描くときだけ両利き。頭が平な人間の絵が特徴。Instagram・Twitter
宇野亞喜良展「少女句楽部」
宇野亞喜良さんの最新作が銀座三越のギャラリーで展示されます。今回は宇野さんが愛する「俳句」をAQUIRAX風にビジュアライズされたそう。原画や立体作品のほか、バカラとのコラボレーションタンブラー、新作画集『Kaleidoscope』(グラフィック社)なども展示販売。
会期: 2021年11月24日(水)〜12月7日(火)
会場: 銀座三越 本館7階 ギャラリー
住所: 東京都中央区銀座4-6-16(Google Map)
時間: 10:00〜20:00 *最終日17:00まで
〈プロフィール〉宇野亞喜良/イラストレーター。1934年名古屋生まれ。名古屋市立工芸高校図案科卒業。日本デザインセンター、スタジオ・イルフイルを経てフリー。1999年紫綬褒章、2010年旭日小綬章受章。
「イラストレーションファイルWeb 展覧会情報」のページには展覧会やイベントの情報を多数掲載中。ぜひご覧下さい!
宇野亞喜良画集『Kaleidoscope』(グラフィック社)
巻頭ではイラストレーターの長崎訓子さんを約40ページにわたって特集。第2特集「風景を描く」では、ケッソクヒデキさん、shunshunさん、大久保つぐみさん、dannyさんをご紹介します。
イラストレーター218人がいまを捉え描き出す、さまざまなファッションイラストレーションを存分にご覧下さい。恒例の巻頭特集「SHOWCASE」では、独特な視点で制作、活動する9名の作家の方々をご紹介します。