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【特集】 大河原邦男
メカニカルデザインの第一人者である大河原邦男さんの大特集です。今年3月から行なわれた兵庫県立美術館の展覧会では8万人もの来場者を記録。大河原デザインの不動の人気を証明しました。
本特集では、大河原さんによる秘蔵の設定資料や原画を掲載。大河原さんの画業の全体像に迫ります。インタビューでは絵についてはもちろん、メカニカルデザイナーになった経緯やガンダム制作における秘話も語っていただきました。 -
【特集】 谷川俊太郎
詩人谷川俊太郎さんは絵本作家・翻訳家としても実に多くの絵本を手がけています。
そのテキストは、詩であったり物語であったりさまざまですが、いずれも詩人らしい言葉えらびの妙、リズム感に溢れています。時にはやさしく美しい言葉で、時には厳しく力強く、時にはシニカルでブラックに。
そして、谷川さんの言葉と組み合わされる絵。
和田誠、長新太をはじめ、海外ではレオ・レオニなど、実にバラエティ豊かなこと。
本特集では、創作絵本・翻訳絵本合わせて300近い作品の中から、厳選した傑作絵本をご紹介するとともに、谷川さんへの33の質問、先日行われた宇野亜喜良さんとのトークショーの模様など、谷川さんの絵本を多面的に取り上げていきます。
本企画のために撮りおろした写真も、谷川さんの創作の一端が垣間見えて貴重です。 -
注目の絵本作家に聞く ミロコマチコ
いま最も注目されている絵本作家の一人ミロコマチコさん。彼女の迫力ある作品を掲載すると共に、絵本や制作についてインタビュー。今回、特別に「ミロコランキング」と題して、動物たちに順番を付けてもらいました!
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注目の絵本作家に聞く 町田尚子
町田尚子さんは昨年刊行された怪談えほん「いるの いないの」(京極夏彦作)で
「これまでにない怖さ」と評価され、新刊「おばけにょうぼう」(内田麟太郎作)では、
見た目は恐ろしい、でもちょっとかわいい妖怪を描いています。 -
注目の絵本作家に聞く いぬんこ
奇想天外な「おかめ列車」シリーズで注目されるいぬんこさんは、大津絵や引き札
といった日本の伝統的大衆アートのテイストを表現に取り入れています。最新刊
「ちんどんや ちんたろう」では消えつつある日本の古き良き大衆文化を描いています。
『イラストレーション』No.199
2013年4月18日
A4変型判
定価:本体1,600円+税