イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。東京と大阪で開催中の気になる展覧会をご紹介します!
新型コロナウイルス感染症の対策として会場毎に注意事項が設けられています。事前に情報をお確かめの上、無理のない範囲でお出かけ下さい。
millitsuka 個展「物体ミーティング」(大阪)
『ファッションイラストレーション・ファイル2021』でカバーイラストレーションを担当していただいたmillitsukaさんの個展が開催中。今年行った4つのグループ展・個展で1度しか展示されていない作品たちが集結します。今週末までの開催ですので関西のみなさま、どうぞお見逃しなく。
会期: 2021年10月9日(土)~10月24日(日) *月休
会場: FOLK old book store
住所: 大阪市中央区平野町1-2-1(Google Map)
時間: 火〜金 13:00〜20:00/土日 13:00〜18:00
〈プロフィール〉millitsuka(ミリツカ)/1991年生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。東京在住。デジタル、アナログの両方で鮮やかなグラデーションが特徴のイラストレーションを描く。雑誌、書籍、広告のイラストレーションを手がけるほか、個展などで精力的に作品を発表。第206回ザ・チョイス入選。HBファイルコンペvol.31 仲條正義賞。Webサイト・Instagram・Twitter
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しまはらゆうき「これは、うまいみそ汁だ。展」(東京)
コピックを用いてポップで躍動感のある作品を描くしまはらゆうきさん。「ユーモア」と「食」をテーマに、これまで数々の作品を手がけてきました。およそ2年ぶりとなる今回の個展では、さまざまな技法や画材を織りまぜ、食べ物のおいしさ、楽しさだけではなく、味や温度、そしてその背景にある思い出や物語の表現に挑戦したそう。しまはらさんワールドをぜひお楽しみ下さい。
会期: 2021年10月20日(水)~10月31日(日) *月火休(祝日は営業)
会場: PARK GALLERY
住所: 東京都千代田区外神田3-5-20(Google Map)
時間: 13:00〜20:00
〈プロフィール〉
しまはらゆうき/1988年大阪市生まれ、東京都在住。イギリスの大学院を卒業後、2015年よりフリーのイラストレーターとして活動を開始。幾何学的な形と動きのある線を組み合わせ、主に食にまつわるイラストを制作。2020年ザ・チョイス入選(佐々木俊選)Instagram・Twitter
MOE WAKABAYASHI SOLO EXHIBITION「PEEP」(東京)
アニメーション作家・イラストレーターの若林萌さんによる初の個展。作品25点とグッズや画集、さらにアニメーションの展示もあるそう。動物、怪物、食べ物、無機物……人間ではない彼らの暮らしを、遠くの方からこっそりと覗いてみませんか?
MOE WAKABAYASHI SOLO EXHIBITION「PEEP」
会期: 2021年10月20日(水)~10月25日(月) *火休
会場: トーキョーピクセル ショップ&ギャラリー
住所: 東京都台東区寿3-14-13-1F(Google Map)
時間: 12:00〜19:00 *最終日16:00まで
〈プロフィール〉
若林萌/1992年神奈川県生まれ。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業。数年働いた後、学生に舞い戻る。現在、東京藝術大学大学院においてアニメーションを専攻。ほんのりレトロで毒気と棘がある画風で奇妙なキャラクターを描くのが好き。来年2月公開の短編アニメーション「サカナ島胃袋三腸目」を制作中。Webサイト・Instagram・Twitter
「イラストレーションファイルWeb 展覧会情報」のページには展覧会やイベントの情報を多数掲載中。ぜひご覧下さい!
巻頭ではイラストレーターの長崎訓子さんを約40ページにわたって特集。第2特集「風景を描く」では、ケッソクヒデキさん、shunshunさん、大久保つぐみさん、dannyさんをご紹介します。
イラストレーター218人がいまを捉え描き出す、さまざまなファッションイラストレーションを存分にご覧下さい。恒例の巻頭特集「SHOWCASE」では、独特な視点で制作、活動する9名の作家の方々をご紹介します。