イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。東京・京都で開催中の気になる展覧会をご紹介します! ぜひお出かけの参考にしてください。
朝野ペコ 東京初個展「DROWSE」
シンプルで親しみやすいフォルムのイラストレーションで書籍や雑誌、広告や映画など多岐にわたる仕事を手がけるイラストレーター・朝野ペコさんの、東京では初となる個展が蔵前のTOKYO PiXEL. shop & galleryで開催中です。
タイトルにある「DROWSE (=うたたね、うとうとする)」をテーマに、夢と現実の間のような世界を描いた新作が並びます。魅力的な線によって描かれる、ポップで不思議な世界をぜひご堪能ください。
会期: 2024年3月13日(水)〜24日(日) *月、火休
会場: TOKYO PiXEL. shop & gallery
住所: 東京都台東区寿3-14-13-1F(Google Map)
時間: 12:00~19:00 *最終日17:00まで
nakaban 個展「最近の手触り」
三軒茶屋のtwililightでは、画家・nakabanさんの個展が開催中です。
本展では、いままで空想の風景を描くことの多かったnakabanさんが、目の前にあるモノに向き合い描いたという静物画が展示されています。実際に触れることの出来る手触りだけではなく「この場所の空気。今という時代。季節感。降り積もり続ける記憶。期待のようなもの。自分と対象を取り巻くものの今日の手触りはどうか。」を頼りに絵を描いているとnakabanさんは語ります。会場はカフェも併設されているので、ゆったりとnakabanさんの「最近の手触り」をご覧ください。
会期: 2024年3月7日(木)~4月1日(月) *火、第3水曜休
会場: twililight
住所:東京都世田谷区太子堂 4-28-10 鈴木ビル3F・屋上(Google Map)
時間: 12:00〜21:00
たなかみさき 作品展「出力」
京都 蔦屋書店5階ブックスクエアと5階ブック売場では、日常の人の機微を紡ぎ出すイラストレーター・たなかみさきさんの作品展が開催中です。
初披露となるプリント作品3点を含む20点以上の作品と、新作を含むオリジナルグッズが展示販売されます。たなかさんが日常的に「出力」(output)しているイラストレーションのデータを形に出力(export)した本展の作品群は、たなかさんの中でも特に思い入れの強いものだそう。たなかさんの内側から「出力」された、瑞々しい作品をお楽しみください。
会期: 2024年3月9日(土)~4月10日(水)
会場: 京都 蔦屋書店 5階ブックスクエア、5階ブック売場(エスカレーター横)
住所: 京都府京都市下京区四条通寺町東入御旅町二丁目35 京都髙島屋S.C. T8 5・6階(Google Map)
時間: 10:00〜20:00 *最終日18:00まで
「イラストレーションファイルWeb 展覧会情報」のページには展覧会やイベントの情報を多数掲載中。ぜひご覧ください!
1月18日(木)発売の『イラストレーション』No.241では、いせひでこさん、みやこしあきこさん、しおたにまみこさん、牧野千穂さんを特集しています。
9月29日発売の『ファッションイラストレーション・ファイル2023』では、212名がいまを捉え描き出した、さまざまなファッションイラストレーションを掲載しています。