現代美術家・天明屋尚さんの個展「Japanese character」が東京・Gallery MUMONで11月2日(火)からスタートする。
天明屋さんは、日本伝統絵画の各流派のスピリットと世界観を現代に継承・発展させた独自の絵画表現「ネオ日本画」を標榜。また華美(過美)で覇格(破格)な美の系譜を「BASARA」と宣言し、その独自のコンセプトで作品を生み出してきた。
日本古代の神をモチーフに発表した「国津神」から2年ぶりの個展となる今展。巨大ロボット・怪獣・戦隊モノといった、土着性とアニミズムが根底にある日本発祥のキャラクター文化を踏まえ、日本のキャラクターをテーマとしたオリジナルのキャラクターシリーズ作品を発表する。
今展で現代の神話としての「ジャパニーズ・キャラクター」を描くことで、一つの円環を成し、天明屋さんが10年以上にも渡って表現してきた「BASARA」は、いったん完結したとも言える。
合わせて、初期の代表シリーズである「Japanese Spirit 18号機」に加筆した作品も展示する。天明屋さんの描くダイナミックな作品をぜひお見逃しなく。
天明屋尚 個展 「Japanese character」
会期: 2021年11月2日(火)~11月20日(土)
休館: 日・月曜日、展示替えの期間
時間: 11:00~19:00
会場:GalleryMUMON(ギャラリー無門)
住所: 東京都中央区銀座4-13-3
入場料:無料
公式Webサイト:https://mumon.artcafe.co.jp