1968年の連載開始から50年を経て、スポーツ漫画の金字塔と言われる『あしたのジョー』。いまも世代を超えて多くのファンに愛される国民的漫画作品には、東京五輪(1964年)前後を時代背景とし、天涯孤独の主人公が、スポーツを通して成長する姿が描かれている。
現在、東京・世田谷文学館では『あしたのジョー』を取り上げた展覧会「あしたのために あしたのジョー!展」が開催中。会期は3月31日(水)まで。
本展では、主人公の矢吹丈が、トレーナーである丹下段平から叩きこまれたプロのボクサーになるための極意〈あしたのために1~7〉に因み展示室を7つの章で構成する。
会場にはジョーの成長の様子を概観するストーリーダイジェストのほか、原作者である高森朝雄(梶原一騎)さんの原稿とちばてつやさんの原画を比較展示するコーナーも設置され、漫画を読むだけでは分からない制作の舞台裏を知ることが出来る。
「たて、たつんだジョー!」の応援で何度も立ち
あしたのために あしたのジョー!展 -情熱的にあすを生き抜くために-
会期:2021年1月16日(土)~3月31日(水)
会場:世田谷文学館 2階展示室
住所:東京都世田谷区南烏山1‐10‐10
開館時間:10:00~18:00(*展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで)
料金:一般800円(640円)/65歳以上・大学・高校生600円(480円)/
中学生以下無料/障害者手帳をお持ちの方400円(但し大学生以下は無料)
※( )内は団体割引と「せたがやアーツカード」割引料金
※コレクション展「ムットーニのからくり文学館」は別料金
休館日:毎週月曜日(臨時休館の場合あり。ご来場の際は、事前にご確認下さい)
Webサイト:https://www.setabun.or.jp
感染対策に関する注意事項がありますので、詳細はWebサイトをご確認下さい。