『illustration』No.239刊行記念「村上春樹作品へのオマージュ」展を開催 7月18日(火)から

 

『illustration』No.239の刊行を記念し、発売日の7月18日(火)から東京・表参道の山陽堂書店内「GALLERY SANYODO」にて刊行記念展〈絵本作家・イラストレーターが描く「村上春樹作品へのオマージュ」展〉を開催します。

本誌企画「村上春樹作品へのオマージュ」掲載作品の原画(複製原画)ならびに、高妍(ガオ・イェン)さんが手がけた描き下ろしの表紙、扉絵の複製原画を展示。

また期間中、山陽堂書店で本誌をお買い上げいただいた方に、特典として高妍さんのイラストレーション(描き下ろしの扉絵)が付いた「ポストカード」を配布します。数量限定です。

山陽堂書店購入特典ポストカード ©︎ 高妍 Gao Yan

 

展覧会の参加作家と作品は、下記のとおりです(敬称略・順不同)。

◯高妍  Gao Yan(イラストレーター、漫画家)
描き下ろしの表紙・扉絵

◯谷口智則(絵本作家)
「夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について」
〈『村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる』(平凡社/新潮文庫)所収〉

◯nakaban(画家)
「螢」
〈『螢・納屋を焼く・その他の短編』(新潮社/新潮文庫)所収〉

◯塩川いづみ(イラストレーター)
「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」
〈『カンガルー日和』(平凡社/講談社文庫)所収〉

◯長崎訓子(イラストレーター)
「1Q84」
〈『1Q84 BOOK1』『1Q84 BOOK2』『1Q84 BOOK3』(新潮社/新潮文庫)〉

◯北澤平祐(イラストレーター)
「ねじまき鳥クロニクル」
〈『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』『ねじまき鳥クロニクル 第2部 予言する鳥編』『ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編(新潮社/新潮文庫)〉

◯unpis(イラスレーター)
「パン屋再襲撃」
〈『パン屋再襲撃』(文藝春秋/文春文庫)所収〉

◯矢野恵司(イラストレーター)
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
〈『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(新潮社/新潮文庫)〉

◯坂内拓(イラストレーター)
「午後の最後の芝生」
〈『中国行きのスロウ・ボート』(中央公論社/中公文庫)所収〉

◯カシワイ(イラストレーター、漫画家)
「納屋を焼く」
〈『螢・納屋を焼く・その他の短編』(新潮社/新潮文庫)所収〉

 

村上春樹さんの作品と素晴らしい作家の方々の、夢のようなコラボレーションが実現しました。うだるような暑さが続く日々ですが、ぜひ会場に足をお運びください。

 


『illustration』No.239刊行記念 イラストレーター・絵本作家が描く「村上春樹作品へのオマージュ」展

会場:GALLERY SANYODO

107-0061 東京都港区北青山3-5-22 山陽堂書店2階

期間:2023年7月18日(火)〜7月29日(土)

時間:11時〜19時(月〜金)、11時〜17時(土)

休廊日:日曜

参加作家(順不同):高妍、谷口智則、nakaban、塩川いづみ、長崎訓子、北澤平祐、unpis、矢野恵司、坂内拓、カシワイ

 

7月18日発売の『イラストレーション』No.239は、約70ページにわたり、村上春樹さん著作の「装丁」を特集しています。


関連記事