酒井駒子さんによる初めての本格的個展「耳をすますように 酒井駒子」展 4月10日(土)から開催

『まばたき』原画(岩崎書店、2014年)

絵本作家・酒井駒子さんによる初めての本格的個展「耳をすますように 酒井駒子」展が、2021年4月10日(土)から東京都立川市のPLAY! MUSEUMで開催される。

『よるくま』『金曜日の砂糖ちゃん』(共に偕成社)などの絵本で知られ、国内に多くのファンを持つ酒井さん。また、2005年に『金曜日の砂糖ちゃん』でブラチスラバ世界絵本原画展での金牌、2006年に『ぼく おかあさんのこと…』(文溪堂)でオランダ「銀の石筆賞」などを受賞するなど、海外でもその評価は高い。

同展では、酒井さんがこれまでに手がけた20冊を超す絵本から、約200点の原画を厳選して紹介。豊かな色彩や、描かれる動物や少女たちの表情など、印刷では伝わりきらない繊細な描写を間近で見ることが出来る。また、黒色で下塗りした上に描く酒井さん特有の画風、段ボールやボール紙といった異素材を用いたコラージュといった、多彩な表現方法にも注目したい。

『金曜日の砂糖ちゃん』原画(偕成社、2003年)
『くまとやまねこ』原画(河出書房新社、2008年)
『BとIとRとD』原画(白泉社、2009年)

そのほか、展示会場は「ひみつ」「はらっぱ」「くらやみ」「こども」などのキーワードで構成され、酒井さんのアトリエがある八ヶ岳周辺の映像や音、大切にしている小さなおもちゃやオブジェなどを配しながら、散歩をするように絵と言葉に出会う体験が提供される。

PLAY! MUSEUMでの会期終了後、同展は2021年夏に横須賀美術館(神奈川)へと巡回。さらにその後は、全国を巡回予定だ。酒井駒子さんが作り上げる、繊細で温かい世界をこの機会にぜひ体感してみてはいかがだろうか。

『BとIとRとD』原画(白泉社、2009年)
『ゆきがやんだら』原画(学研プラス、2005年)

 

<プロフィール>

酒井駒子/1966年生まれ、絵本作家。絵本に『よるくま』『はんなちゃんがめをさましたら』(いずれも偕成社)『ロンパーちゃんとふうせん』(白泉社)など、画文集に『森のノート』(筑摩書房)。『きつねのかみさま』(ポプラ社)で日本絵本賞、『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)でブラティ スラヴァ世界絵本原画展金牌賞、『ぼく おかあさんのこと…』(文溪堂)でPITCHOU賞(フランス)・銀の石筆賞(オランダ)、『くまとやまねこ』(河出書房新社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。『ゆきがやんだら』(学研プラス)はニューヨーク・タイムズの「2009年の子供の絵本最良の10冊」にも選ばれた。

 


「耳をすますように 酒井駒子」展

会期:2021年4月10日(土)〜7月4日(日) *会期中無休(予定)

会場:PLAY! MUSEUM

住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3

時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)

入場料:一般 1,500円 、大学生1,000円、高校生 800円、中・小学生 500円

Webサイト:https://play2020.jp

 


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