活動開始から約30年長崎訓子展「八月。山羊が登る岩場、寄る辺のないボート。」８月11日（水）よりPALETTE CLUBで開催

イラストレーター・長崎訓子さんの活動開始からおよそ30年となることを記念した個展「八月。山羊が登る岩場、寄る辺のないボート。」が、東京・築地のイラストレーションスクール PALETTE CLUBで開催される。会期は８月11日（水）〜９月１日（水）。

長崎さんにとって11年ぶりの本格的な個展となる今回は、デビューから現在までに手がけた多くの仕事から100点ほどの原画を厳選して展示。さらに、大きな新作も発表される予定だ。装画や挿絵、絵本、漫画、そして映画のコラムなど、多方面で活躍する長崎さんのこれまでの活動が詰まった企画と言えるだろう。

また、本展では長崎さんの旧知の友人であるグラフィックデザイナー・菊地敦己さんがアートディレクションを担当するほか、制作協力として乗田菜々美さん、小林丈人さんらが参加。加えて、同時期に東京・幡ヶ谷のパールブックショップ＆ギャラリーにて、長崎さんが受け持つゼミの卒業生によるイラストレーター集団・daughtersのグループ展も開催される。両会場をつなぐスタンプラリーも予定されているそうなので、どうぞお楽しみに。

初期から最新作まで長崎さんの約30年分の制作を間近に見られる貴重な機会、ぜひ足を運びたい。