オオクボリュウさんらによるインディーゲームスタジオ「CREATOR GOOSY」設立 第1作のトレイラーを公開!

© CREATOR GOOSY

アーティストのオオクボリュウさんとデザイナーのスギモトリョウスケさんによる、インディーゲームスタジオ「CREATOR GOOSY」の設立が発表された。コンセプチュアルなアートゲームを制作する同スタジオは今夏、第1作となる「God’s Hand」をiOSとAndroid向けにリリース予定。それに先がけアナウンストレイラーが公開されている。

 

 

イラストレーションとアニメーション表現を軸に活動するオオクボさんと、モーショングラフィックスやCGを得意とするスギモトさんは、近年、新たな表現の可能性を広げるためにゲームの制作に取り組んでいる。2人にとっては初めての試みで、約2年をかけてアート作品としてのゲームを追求してきたという。オオクボさんは、スタジオの設立にあたり、次のように語っている。

「僕は数年前に海外のインディーゲームと出会い、とても衝撃を受けました。それらはゲームというものが、自己表現が可能なアートであることを教えてくれました。CREATOR GOOSYは『ゲーム』を今まで自分が培ってきたイラストレーション、ミュージックビデオ、アートの文脈の延長線上にあるものとして捉えながら活動をしていきます。」

本作の詳細は8月末に公開予定だ。楽しみに続報を待ちたい。

 

 

〈プロフィール〉
CREATOR GOOSY/アーティストのオオクボリュウ、デザイナーのスギモトリョウスケの2人を中心に、少人数でコンセプチュアルなアートゲームを制作する日本拠点のインディーゲームスタジオ。2021年に設立。今夏に第1作となる「God’s Hand」をリリース予定。WebサイトInstagram

オオクボリュウ(RYU OKUBO)/イラストレーションとアニメーションを主な表現とし、ミュージックビデオ、雑誌や広告、アパレル、 内装などを手がける。シンプルな線画をはじめ、エアブラシや水彩、デジタルなど、その時々のテーマや興味によって表現方法が変遷する。個展「Like A Broken iPhone | アイフォン割れた」(2016年、CALM & PUNK GALLERY) 、宮澤謙一 (magma) との2人展「GRANDMOTHER」(2016年、TOKYO CULTUART by BEAMS)などで作品を発表。同年に初作品集を出版。Webサイト

スギモトリョウスケ(RYOSUKE SUGIMOTO)Webサイト

 


 

『イラストレーション』No.213の特集「イラストレーションニューウェーブ」では10人のクリエイターが取り組む幅広い仕事をインタビューと共に紹介しています。登場作家は、オオクボリュウさん、maegamimamiさん、堀道広さん、山口洋佑さん、オカタオカさん、大島智子さん、とんぼせんせいさん、高橋将貴さん、yamyamさん、瓜生太郎さん。


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