宇野亞喜良さんによる描き下ろし作品が、初のミニチュアフィギュアに

宇野亞喜良さんのイラストレーションがミニチュアフィギュアとなり、カプセルトイ「宇野亞喜良  Petite Poupée Collection」として6月25日(木)から発売された。宇野さんの作品が立体造形化されるのは、今回が初めて。

宇野さんがこの商品のために描き下ろしたのは、「花咲く乙女」「死と乙女」「猫と読書」の3点のイラストレーション。いずれもモチーフは、宇野さんの代名詞とも言える“少女”と愛嬌たっぷりの猫の組み合わせだ。この3作品を、フルカラーバージョンの【SOLEIL-太陽-】、ツートンカラーバージョンの【LUNE-月-】の2つの世界観でそれぞれ表現し、合計6種の商品が誕生した。

タイトルにも冠された「Petite Poupée Collection」はフランス語で“小さなお人形”を意味する。その名のとおり手のひらサイズのフィギュアは、色彩や少女の髪のニュアンスなどが再現され、宇野さんの作品世界のように幻想的で耽美な仕上がりとなっている。

同商品は、全国のカプセルマシン売り場、ホビーショップ、雑貨店、オンラインショップにて順次販売がスタート。企画・製造元であるケンエレファントのオンラインショップでも注文することが出来る。

 

<SOLEIL-太陽->シリーズ

「花咲く乙女」
「死と乙女」
「猫と読書」

 

 

<LUNE-月->シリーズ

「花咲く乙女」
「死と乙女」
「猫と読書」

 

 

 

販売価格は、カプセルトイ、ブラインドBOXともに1個500円(税込)。

 

「宇野亞喜良 Petite Poupée Collection」商品ページ:https://kenelephant.co.jp/gc0098/

 

<プロフィール>
宇野亜喜良(うのあきら)
イラストレーター、アートディレクター。エッセイ、舞台美術、キュレーションも手がける。寺山修司の「天井棧敷」のポスターなど昭和期の日本グラフィック界のカリスマ的存在であり、ノスタルジックで絢爛華麗な作品を生み出している。近年では、資生堂とのコラボレーション、椎名林檎、BUCK-TICKらのジャケットデザインを手がける。写実的なポートレイトや時代小説の挿絵で見せる躍動感あるタッチなど表現の幅は広く、近年は少女モチーフの人気が高い。絵本、イラストレーション分野の受賞のほか、1999年紫綬褒章、2010年旭日小綬章受章。2015年、第22回読売演劇大賞選考委員特別賞。2017年アーティストブランド「QXQX(クスクス)」を立ち上げる。

QXQX:http://qxqx.tokyo/

 

 

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