第224回ザ・チョイス 角張渉さんの審査レポート

カクバリズム代表の角張渉さんによる審査が、2022年8月25日に行われました。応募者は約300名、応募点数はおよそ1,100点です。その審査の様子と結果をレポートします。

アーティストのマネージメントオフィス・レコードレーベル「カクバリズム」の代表である角張渉さん。所属アーティストのCDジャケットやグッズには多数のイラストレーターが起用されています。さまざまなイラストレーションに囲まれてお仕事をされている角張さんは、どんな視点で、どんな作品をチョイスするのでしょうか。

審査室に入るなり、うず高く積まれた作品を見て「多いですね」と驚きの声を上げる角張さん。まずは以前の審査やその入選作品に目をとおし、審査の流れを確認しました。1次審査では「残すもの」「残さないもの」に分けていきますが、序盤から応募者の名前や作品タイトルまで確認し熟考・厳選していきます。途中休憩を挟み、約1時間半ほどで全作品のチェックが終了し、約50名が次の選考に進みました。

2次審査ではすべての作品を机に平置きし、再び目をとおしていきます。この段階で候補は35名ほどに絞られました。その後、全体を見ながら最終選考作品をおおまかに決定。入選作品をいくつか決めた後は「かわいいのが多いですね」と悩む様子でしたが、最終選考作品などをもう一度吟味しながら残りの選定を行い、30分ほどですべての入選、準入選作品が決定しました。

審査中、「普段は原画そのものを目にする機会がないので、どうやって判断するかが難しい。今回選ばれなかった中にも、ディレクションが入れば輝く作品がたくさんあるはず」と語った角張さん。最後に誌面に掲載する作品をテンポよく決定し、角張さんの初めてのザ・チョイス審査が終了しました。

角張渉さんの詳しい審査評、そして気になる今回の入選作品は、2022年10月18日発売の『illustration』No.236に掲載いたします。 審査結果は、以下のとおりです。

 

〈入選〉

●遠藤桜、kaho(北海道)●菅野里美、コマツタスク、島村江理子、堀北阿希(東京都)●アサバマリエ、ちなみ、平野晶(神奈川県)●寺岡百佳(大阪府)

〈準入選〉

●たし、花岡幸、hiraco、吉田雨水(東京都)●かたぎりあおい(愛知県)●ツダモトシ(兵庫県)

〈最終選考まで残った方々〉

高橋ひでみ、浜田由布子、hoshi(埼玉県)鶴岡季歩、yucari(千葉県)あかいあやこ、SHOKO.M、中村ころもち、長谷川朗、早瀬とび、松本万智(東京都)勝間絵理、田邉好乃、松井琢朗、八木宇気、(神奈川県)藤澤志帆(新潟)いちろう、しる彦、鈴木翼(京都府)atelier minori(滋賀県)まるみみねこ(岡山県)