『イラストレーション』No.247が7月17日(木)に発売される。
特集 みなはむ
絵描き・みなはむさんを40ページ以上にわたって、大特集します。オリジナル作品を本人によるコメント付きで紹介するのはもちろん、2025年に刊行された絵本『はるってなんか』や、音源用ビジュアル、装画などクライアントワークも多数掲載します。
また、みなはむさんにとってライフワークとも言える「同人誌」を、いまでは入手困難なものも含めて一挙掲載。日々描きためたスケッチなどもたっぷり紹介します。
みなはむさんとかねてより親交のあるイラストレーター・くまおり純さんとの対談も実現しました。表紙はみなはむさんによる描き下ろしです。
特集 ジャン・ジュリアン
フランス出身のアーティスト、ジャン・ジュリアンさんは、筆を用いたシンプルなタッチでユーモラスな世界を描き出します。イラストレーションから始まった活動は、雑誌、広告、アパレル、映像、インスタレーションなど多方面へと広がり、『VOGUE』やエルメスなど世界中の企業と多くのプロジェクトを手がけてきました。
本特集では、大阪・関西万博で行われた展示「大阪海獣」のために日本に滞在中のジュリアンさんに、オリジナル作品はもちろん、日本での仕事、絵本などについて伺いました。また、20年以上書き溜めているという絵日記や、貴重なロングインタビューも掲載。遊び心でいっぱいのジャン・ジュリアンさんの創作の道のりをたどります。
特集 シドニー・スミスの絵本
2024年に児童文学のノーベル賞と言われる「国際アンデルセン賞・画家賞」を受賞し、今年『ねえ、おぼえてる?』(偕成社)で日本絵本賞・翻訳絵本賞を受賞するなど、近年ますます注目を集める、カナダの絵本作家シドニー・スミスさん。 印象的な光と影の表現、映画のような画面構成はもちろんのこと、複雑な感情を繊細に掬い上げるその描写は、読者の心を掴んで離しません。本特集では、2025年5月18日に開催されたシドニーさんの講演会の言葉を足がかりに、初期作品から7月に刊行される新作絵本『あらしの島で』(ブライアン・フロッカ 文/偕成社)まで、その心ゆさぶる絵本の魅力に迫ります。
『イラストレーション』No.247は7月17日(木)発売。現在予約受付中です。