表参道のHBギャラリーが主催するコンペティション「HB work vol.5」の授賞式が、「受賞者12人によるグループ展」の中、2025年6月27日(金)に開催された。
第一線で活躍するグラフィックデザイナーが審査員を務める同コンペは、大賞受賞者を審査員が仕事で起用することが約束されるため、応募者にとって大きなチャンスだ。
第5回となる審査ではアルビレオさん、池田進吾さん、川和潤さん、黒田貴さんが審査員を務め、大賞4名と特別賞8名が決定した。(各受賞作品、審査員コメントなどの詳細はこちら)
会場では、大賞の犬吠徒歩さん、真悠子さん、イワクチコトハさん、mocchi mocchiさんの4名と、特別賞を受賞したSAITO KANAEさん、よそ町さん、春日井さゆりさん、田口実千代さん、辻󠄀本大樹さん、ritsuさん、歌山ホクネンさん、タカハシカオリさんに審査員より各賞が授与され、副賞が贈られた。
受賞者にはギャラリーより賞金、バニーコルアート、ターナー色彩より画材セット、minamo printよりジークレー体験チケットが贈呈された。
会場に並んだ受賞者の作品を見ながら、審査員から各作家ごとに、作品の決め手や、素直な感想、アドバイスなどが語られた。その後も審査員や作家同士で交流が生まれ、盛況のうちに幕を閉じた。
今回は、大賞を受賞した4名にコメントをいただいた。
アルビレオ賞・犬吠徒歩さん コメント
「受賞のご連絡をいただいた日は、信じられない気持ちでいっぱいで、一日中ほっぺたをつねっていました。信じて選んでくださったアルビレオさん、そして支えてくださる編集の皆さまに、心から感謝しています。自信がない方も、ぜひ一歩踏み出してみてください。思いがけない景色に出会えるかもしれません。」
川名潤賞・イワクチコトハさん コメント
「自分の作品は、自分がこれ好きだな。描きたいな。という好きという気持ちで溢れているので、自分の好きを貫ければいいなと思います。」
黒田貴賞・mocchi mocchiさん コメント
「いろいろ審査員の先生たちにアドバイスをもらえたのがすごく新鮮でした。今後の作品制作の選択肢として、新しい視点を取り入れてみたいと思うきっかけができたので、来てよかったなと思います。」
池田進吾賞・真悠子さん コメント
「自分のことを信じて描き続けることで、どの審査員の目も引く作品ができると思うので、人の目も気になっちゃうと思いますが、自分を信じて描き続けましょう!」

*「HB WORK Competition vol.5 受賞者12人によるグループ展」の会期は終了しています。
「HB FILE/WORK 2026」 応募要項はこちら→https://www.hbgallery.com/compe.html