イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。東京で開催中の気になる展覧会をご紹介します! だんだん春めいてきましたね。ぜひお出かけの参考にしてください。
大谷一良 「White mountain ridges」展
高円寺にあるギャラリー「書肆サイコロ」では、版画家・大谷一良さんの展示が今週末まで開催されています。
現存するサイン入り原画、山の文芸誌『アルプ』(創文社)の表紙とそこに使われた版画などが展示されるほか、道具や版木、大谷さんが愛用したパイプなどが展示されます。さらに、画集『白の稜線』に小さな版画が付いた限定版や、大谷さんの作品がパッケージに使われた「SNOWS」のお菓子「森の木」も販売。“山の版画家“と称される作家による美しい山々の景色をぜひご覧ください。
原田俊二 個展「本にまつわるエトセトラ」
清澄白河のondo galleryでは、イラストレーター・原田俊二さんの個展が開催されています。
会場で見ることが出来るのは、「本」をテーマにしたカラフルなコラージュ作品。作品を構成するさまざまなモチーフ1つひとつから、物語への想像が掻き立てられます。原田さんが描くわくわくするような本の世界をお楽しみください。
会期: 2024年2月23日(金)~3月3日(日) *26日(月)、27日(火)休
会場: ondo gallery
住所: 東京都江東区清澄2-6-12(Google Map)
時間: 12:00〜19:00 *最終日17:00まで
うさぎのうたたね展 2024
谷中にあるひるねこBOOKSでは、「うさぎが心穏やかに、安心して眠れる場所を」という考えのもと「うさぎ」をテーマにしたチャリティ展が開催中です。
会場には、イケガミヨリユキさん、キエピノコさん、こみひかるこさん、松尾ミユキさん、水沢そらさんによる絵や雑貨が並びます。売上の一部は、うさぎ専門の保護活動を行っている「保護うさぎの家 悠兎」、令和6年能登半島地震動物対策本部へ寄付されます。それぞれの作家たちが描く、うさぎたちの愛らしい姿に癒されること間違いなしです。
会期: 2024年2月22日(木)~3月11日(月) *火休
会場: ひるねこBOOKS
住所:東京都台東区谷中2丁目5−22 山岡ビル 101(Google Map)
時間: 12:00~20:00 *土日祝は18:30まで *最終日16:00まで
*臨時休業、営業時間変更の場合がありますので、必ずSNSをご確認ください。
「イラストレーションファイルWeb 展覧会情報」のページには展覧会やイベントの情報を多数掲載中。ぜひご覧ください!
1月18日(木)発売の『イラストレーション』No.241では、いせひでこさん、みやこしあきこさん、しおたにまみこさん、牧野千穂さんを特集しています。
9月29日発売の『ファッションイラストレーション・ファイル2023』では、212名がいまを捉え描き出した、さまざまなファッションイラストレーションを掲載しています。