人気TVアニメ「四畳半神話大系」の12年ぶりの新作となる映画「四畳半タイムマシンブルース」が、9月30日(金)に全国で劇場公開された。3週間限定全国ロードショーとなる。
「四畳半タイムマシンブルース」は、森見登美彦さんによる人気小説『四畳半神話大系』(KADOKAWA・角川文庫)と、森見さんのアニメ脚本を複数手がけた上田誠さんによる青春SF戯曲「サマータイムマシン・ブルース」の世界がコラボレーションした異色作。
映画メインビジュアルとキャラクター原案はイラストレーターの中村佑介さんが担当。爽やかで賑やかなイラストレーションは、チラシやポスター、前売り券のデザインに起用され大きな注目を集めた。また、主題歌も前作に引き続きASIAN KUNG-FU GENERATIONが担当。作品と同じく懐かしい顔ぶれが集い、ファンにはたまらない構成となっている。
▼中村佑介さんによる映画「四畳半タイムマシンブルース」キャラクター原案
また、先だって発売され話題を呼んだ同名小説の装画も中村さんが担当。中村さんはシリーズ1作目である『四畳半神話大系』(KADOKAWA・角川文庫)の文庫版装画を務めており、装画で「四畳半」のキャラクターたちを描くのは2008年以来実に12年ぶりであった。
▼文庫版『四畳半タイムマシンブルース』装画
▼文庫版『四畳半神話大系』装画
映画の公開に合わせ、メインビジュアルを使用した劇場限定グッズが多数展開されているほか、文庫版『四畳半タイムマシンブルース』の“ダブル表紙”バージョン(通常デザイン&映画メインビジュアル特別デザイン)が、全国の書店ならびに一部の上映劇場にて期間限定で販売中。1冊で中村さんの描くイラストレーションが2種類楽しめる豪華仕様となっている。
TVアニメ「四畳半神話大系」から12年の時を経て、「私」が、小津が、明石さんが再び動き出す。
森見さんが小説の連載開始時に「原典を知らなくても本作を読むにあたって支障はない」とコメントした「四畳半タイムマシンブルース」。懐かしさに胸踊ったあなたも、初めましてのあなたも、ぜひ劇場で下鴨幽水荘の長い長い2日間を見届けて欲しい。