3名のイラストレーター×インドの手仕事 日用品ブランド「Poh」からマスクが発売

インド刺繍を日本に届ける株式会社イトバナシによる、アートの美しさとクラフトのあたたかさで、くらしを遊ぶ、心おどる日用品を届けるブランド「Poh」がデビュー。また、ブランド最初のアイテムとして、3名のイラストレーターが描き下ろした図案のマスクが発売された。

今回、Pohと一緒にテキスタイルを制作したのは千海博美さん、坂内拓さん、unpisさんの3名。イラストレーターのコーディネイトとディレクションはギャラリーondoが担当した。新商品であるマスクには、3名の図案がインドの手仕事である木版と刺繍によって表現されている。

千海博美さんデザイン
坂内拓さんデザイン
unpisさんデザイン

同ブランドが立ち上がった背景には、コロナ禍におけるインドのロックダウンや、国内販売店の休業や事業縮小という困難の中で、未来を切り開きたいという思いがある。日本国内に縫製の仕事を創出し、インドのパートナーへ制作発注を行いながら、今後も、現代の生活における必需品を楽しく選択出来るようなもの作りを目指していくという。

千海博美さんデザイン
坂内拓さんデザイン
unpisさんデザイン

 

unpisさん、千海博美さんのイラストレーションの木版。
刺繍も1つ1つ手作業。

今回のコラボレーションによって生まれたマスクは、現在、東京・ondo STAY & EXHIBITIONと、Pohオンラインショップで販売中。販売場所は今後増えていく予定だ。

また、3名のイラストレーターへのインタビューを、イトバナシ公式Webサイトで見ることが出来る。

Poh インタビュー① 千海博美さん

Poh インタビュー② 坂内拓さん

Poh インタビュー③ unpisさん

どうしてもモヤモヤしてしまうこともある日々の中、そっと心を軽くしてくれるような、お気に入りのアイテムを探してみては。

 

株式会社イトバナシ

「人生がほんの少し変わる、刺繍にはそんな力がある」

インドをはじめとした途上国の刺繍を日本中を旅をしながら届けています。

このブランドに関わるすべての人が糸から始まる物語の主人公になれるように、という想いをこめ、イトバナシという名前を付けました。

広島志和と奈良五條に予約制の拠点を運営しています。

インド刺繍の美しさを生かしたアパレルブランド「itobanashi」と、暮らしの中で心があたたまる刺繍をもっと自由に楽しみたい!という思いの雑貨ブランド「NUNO(ヌウノ)」、そして日本のアートとインドの手仕事の融合した「Poh (ポウ)」を運営しています。

Webサイト : https://itobanashi.com

Twitter : @itobanashi

Instagram : @itobanashi

「Poh」Instagram: @poh.jpn

 

<コラボレーションアーティスト>

千海博美(ちかいひろみ)/
イラストレーター。宮城県生まれ。
桑沢デザイン研究所卒業。版木へ着色して彫る手法で作品を製作。雑誌、書籍、広告等でイラストレーションを手がける。
Webサイト:https://www.chikaihiromi.com
Twitter:@romiticca

坂内拓(ばんないたく)/
東京生まれ。
コラージュ作品をメインに、広告、書籍や雑誌、音楽分野のアートワークに携わる。 日常風景を叙情的に捉える視点や、作品に余白を作るミニマリストスタイルは、見る者に想像の余地を残し、さまざまな物語を紡いでいく。
主な実績に、TOYOTA、SUNTORY、ANA、MINI、The New Yorker、新潮社、マガジンハウスなど。
Web:https://www.bannaitaku.jp
Twitter:@TakuBannai
Instagram:@takubannai

unpis(うんぴす)/
福島県いわき市生まれ。武蔵野美術大学卒業。
unpis の pis は peace が由来。ニュートラルな線とかたち、少しウフフとなる表現を心がけています。
Webサイト:https://unpis.myportfolio.com
Twitter:@unpispeace
Instagram:@wa_unpis


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