作品集において最も大切な作業について
連載第2回は『The Current 北澤平祐作品集』のアートディレクションを担当する尾崎行欧さんのレイアウト作業を紹介します。
今回の作品集は224ページを予定しているので、掲載作品も多数に登ります。そのため、北澤さんから頂いている作品数も膨大。ざっと数えただけでも500点以上になるため、「作品をどのように構成するか」はとても重要でした。
北澤さんと事前に打ち合わせを行う中で「音源を再構成したミックスアルバムのように、作品集全体を考える」というアイデアが尾崎さんより提案され、音楽好きである北澤さんからも「ぜひそのコンセプトで進めて下さい」と快諾を頂きました。
しつこいようですが、作品集のレイアウト作業においてページの構成はとても大切なポイント。そのため、尾崎さんは北澤さんの全作品を出力し、床に並べながら構成を慎重に検討していきます。
実際にどんなページ構成になるかは、作品集発売までのお楽しみ。
次回はカバーイラストのラフを紹介予定です。
『The Current 北澤平祐作品集』は2021年8月下旬に全国の書店にて発売予定です。