編集部ピックアップ! 今週末に行きたい展覧会 9月16日(金)~9月19日(月)

イラストレーション編集部が週末に行きたい展覧会をピックアップ。今回は、中央線沿いで開催中の気になる展覧会をご紹介します! シルバーウィークのお出かけのご参考にご覧ください。

新型コロナウイルス感染症の対策として会場毎に注意事項が設けられています。事前に情報をお確かめの上、無理のない範囲でお出かけください。

 


あわい個展「あたりまえに会いに行く」

やさしいタッチで人物を描くイラストレーター・あわいさんの個展が、高円寺のCLOUDS GALLERY+COFFEEで開催中。「あたりまえ」ゆえに考えてこなかったことを改めて考え、あたりまえに会うのが難しいここ数年について思い巡らせながら描いたという、作品原画約30点を展示。また新しいZINEも販売される予定です。コーヒーを飲みながらゆっくりとご覧ください。

あわい個展「あたりまえに会いに行く」

会期: 2022年9月13日(火)〜9月25日(日)

会場: CLOUDS GALLERY+COFFEE

住所: 東京都杉並区高円寺北2-25-4(Google Map

時間: 13:00〜19:00 *最終日18:00まで

 

〈プロフィール〉

あわい/イラストレーター。東京生まれ。人物のイラストを中心に主に書籍装画などで活動中。

 


太公良個展「MAKE A WISH」

ポップでユニークなアートワークを使って日常を彩るアートピース(1点もの)を提案する「TAKO LABO(タコラボ)」を、国内外で発表しているヴィジュアルクリエイターの太公良 / grAphic tAkorAさん。吉祥寺のにじ画廊で個展が開催されます。平穏な時代を願い「MAKE A WISH」をテーマにリソグラフやコラージュで制作されたという絵画作品が展示されるほか、さまざまなイベントも開催予定。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。

太公良個展「MAKE A WISH」

会期: 2022年9月15日(木)〜9月27日(火) *水休

会場: にじ画廊

住所: 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2-10(Google Map

時間: 12:00~20:00

 

〈プロフィール〉

太公良・grAphic tAkorA/ヴィジュアルクリエーター。神戸市生まれ。grAphic tAkorA名義のポップなパターングラフィックを用いて、ファッション・広告・書籍・ディスプレイなど幅広い分野で、国内外のクライアントとヴィジュアルコラボレーションを展開。ポップなエレメントを使った簡単に楽しめるワークショップを不定期に開催。国内外の展覧会にも多数参加。2011年よりポップな連続柄のプリントが特徴の布や紙によるアートピース(1点もの)を届ける「TAKO LABO」をスタート。2020年より新作グラフィックをリソグラフ絵画として発表。かみの工作所より「空気の器メッセージカード」が発売中。近年の仕事に台北市観光伝播局発行冊子『台北満喫Hand Book』(台北市観光伝播局)や文藝誌『群像』(講談社)表紙など。座右の銘は「キャッチィー命♡♥」

 


安達茉莉子 新刊3冊刊行記念展「かけがえのない日々」

言葉と絵で「物語」を表現する、作家・文筆家の安達茉莉子さん。今年、『毛布あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)、『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』(三輪舎)、『臆病者の自転車生活』(亜紀書房)の3冊のエッセイ集が刊行されました。それを記念した出版記念展が荻窪の本屋Titleで今週末からスタート。3冊それぞれの文章や世界観を基にした描き下ろし原画の販売のほか、書籍の一節や書き下ろしエッセイなどが展示されます。また24日(土)には、会場からの配信トークイベントも。エッセイ集をもっと楽しめるはずの展覧会をぜひお見逃しなく。

安達茉莉子 新刊3冊刊行記念展「かけがえのない日々」

会期: 2022年9月16日(金)~10月3日(月) *水・第3火休

会場: 本屋Title

住所: 東京都杉並区桃井1-5-2(Google Map

時間: 12:00〜19:30 *日曜、9月24日(土)は19:00まで、最終日10月3日(月)は17:00まで

 

トークイベント

『毛布』から『生活改善運動』、そして『自転車生活』へと至る経緯を振り返りながら、主に3冊の作品と「書くこと」についてお話を伺います。

会期:2022年9月24日(土)

時間:20:00〜21:30

会場:オンラインのみ

参加費:1,500円

 

〈プロフィール〉

安達茉莉子/作家、文筆家。大分県日田市出身。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関での勤務、限界集落での生活、留学など様々な組織や場所での経験を経て、言葉と絵による作品発表・エッセイ執筆を行う。エッセイ集に『毛布 -あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)、『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』(三輪舎)、『臆病者の自転車生活』(亜紀書房)、イラスト詩集に『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ』(ビーナイス)、『何か大切なものをなくしてそして立ち上がった頃の人へ』(mariobooks)ほか。

 

 


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最新号の『イラストレーション』No.235では、イラストレーションとマンガをテーマに、カシワイさん、山本美希さん、ながしまひろみさん、中村一般さん、嶽まいこさんの5名を特集しています。

 

『毛布 – あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)

安達茉莉子さんの初エッセイ集。自分自身を大切にすることが難しかったり、ふと立ち止まってしまったりした時にも「毛布」のように包み込み、心を温めてくれる一冊です。

 


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