編集部ピックアップ！　今週末に行きたい展覧会 12月19日（土）～20日（日）

イラストレーション編集部が今週末に行きたい展覧会やイベントをピックアップ。今回はクリスマスシーズンにぴったりの展示・販売のイベントをご紹介します！　特別なクリスマスギフトを見つけに、会場を訪れてみてはいかがでしょうか。

福田利之と十布・十二月の茶会（東京・吉祥寺）

新しい年を迎える前に、ほっとひと息つけるような十布の展示会。福田利之さんがデザインしたあたたかみのある十布のファブリックと、「teteria（テテリア）」の紅茶、「dans la nature（ダン・ラ・ナチュール）」のお菓子が楽しめます。

コラボレーションアイテムやイベント（事前予約制）の詳細は会場のブログをチェック。十布のために描かれた福田利之さんの原画も展示されます。

＜プロフィール＞
福田利之／スピッツのアートワークや江國香織の装画をはじめ、エディトリアル、広告、絵本、雑貨制作など、多様なビジュアル表現を手掛ける。主な絵本、著書に『福田利之作品集』（玄光社）、『福田利之作品集２』（玄光社）、堀込高樹との共著『あの人が歌うのをきいたことがない』（888ブックス）、池田朗子との共著『ねずみのシーモア』（あかね書房）、目黒実との共著『祈る子供たち』（アリエスブックス）、高橋久美子との共著『赤い金魚と赤いとうがらし』（ミルブックス）、甲斐みのりとの共著『ふたり』（ミルブックス）など多数。テキスタイルブランド「十布」デザイナー。

イランの絵本と靴下展 ～『わたし、ボタンがこわいの』の原画とともに～（東京・原宿）

絵本の読める喫茶店・SEE MORE GLASSでは、イランの絵本と手編み靴下の展覧会を開催中。マルジャーン・ヴァファーイヤーンさんの絵本『わたし、ボタンがこわいの』の原画とともに、柄の１つ１つに願いが込められた靴下を展示・販売。イランからやって来た、様々なかたちの物語が楽しめます。

ZUCK HOLIDAY SHOP「DING DONG」（東京・学芸大学）

イラストレーター・ZUCKさんのグッズにフォーカスした小さなお店「HOLIDAY SHOP」がオープン。オーナメントや切手シート、スノードームなど、この時期に手に入れたい楽しいグッズとイラストレーション作品が並びます。会期中は、SUNNY BOY BOOKSのオンラインショップでも同時開催。

＜プロフィール＞
ZUCK／イラストレーター。シンプルなようで考え抜かれた線と配色で広がるファンタジックな作品世界が魅力。広告、雑誌、WEB、書籍、ミュージックビデオ等さまざまな媒体で活動中。Webサイト（zuckjp.net）

新型コロナウイルス感染症の対策として会場毎に注意事項が設けられています。事前に情報をお確かめのうえ、無理のない範囲でお出かけ下さい。

最新号『イラストレーション』No.228では画家のnakabanさん、絵本作家・イラストレーターの植田真さんを大きく特集。それぞれの多岐にわたる活動に加え、２人が共に手がけた絵本や展示についてもご紹介します。

『イラストレーション』No.225は、福田利之さんを70ページにわたって特集しています。KIRINJI・堀込高樹さん、グラフィックデザイナー・大島依提亜さんとの鼎談も。