液晶ペンタブレットを中心に、多くのクリエイターに愛用されるツールを販売する株式会社ワコムは、描くことに特化したAndroid 14搭載のポータブルデバイス「Wacom MovinkPad 11」を7月31日に発売する。
「Wacom MovinkPad 11」は、多目的用途のタブレットとは異なる設計思想で生まれた、描くことに特化したAndroid 14搭載のポータブルデバイス。PCとの接続や複雑な初期設定は不要で、すぐに使い始めることができる。
スリープ中の画面にペンを軽く長押しするとWacom Canvasが起動する「Quick drawing」機能を搭載しており「描きたいと思ったその瞬間にすぐに描き始められること」が特徴。


プロフェッショナルモデルにも対応した高精細な「Wacom Pro Pen 3」は、鉛筆をイメージして設計された、スリムで軽量なペン。充電の必要がなく、紙に描くような自然な描き味で、細いペン先と握りやすい形状となっている。「Wacom MovinkPad 11」は付属のWacom Pro Pen 3のほか、Dr. Grip、LAMY、STAEDTLERなどのデジタルペンも利用可能。
製品発表会に登壇したイラストレーターのnajucoさんは、手に取った際の本体の軽さに驚いたという。直観的で描きやすく、使いやすい印象を受けたそうだ。「私は寝る前や移動中によくアイデアがよく浮かぶのですが、普段はそれを残すために作業場所のデスクトップPCの前まで移動してデータに記録しなければいけません。でもWacom MovinkPad 11があれば、思いついたときにすぐその形やカラーを残せるので便利でした」と語った。
〈製品情報〉

製品名:Wacom MovinkPad 11
ワコムストア価格〈税込〉:69,080円
販売:ワコムストアおよび楽天市場店、Yahoo!店などの直営店のほか一部量販店
ワコムストア
https://estore.wacom.jp/ja-JP