書籍や企業広告などで広く活躍するイラストレーター・一乗ひかるさんの初めての作品集『WORK OUT』が、出版レーベル「PINHOLE BOOKS」から8月22日(火)に発売される。
大胆な構図・配色とキャラクターの顔を描かない作風で、幅広い層から支持を集める一乗ひかるさん。
初の作品集『WORK OUT』は、キャリアをスタートした2018年から2023年の最新作まで、150点以上に及ぶイラストレーション図版にとどまらず、近年の陶芸作品やグッズ写真、アトリエの写真もたっぷりと収録し、一乗さんの制作の軌跡を垣間見ることが出来る充実の1冊となった。
また、こだわりのブックデザインにも注目したい。制作は、一乗さんが学生時代から縁のある長野県・松本市の藤原印刷が担当した。それぞれ特長がある「通常版」「特装版」「プリント付き特装版」の3つのバージョンから、自分にぴったりのものを選ぶのも楽しい。
【通常版】
ソフトカバー、コデックス装。5,000円+税。
手に取りやすい価格とデザインが魅力。見開きの図版も180度しっかりと開いて見られるのがうれしい。
【特装版】
ハードカバー布貼+シルクスクリーン印刷。7,200円+税。
一乗さんのイラストレーションをシルクスクリーンでプリントして作った布を使用した上製本。繊細なグラデーションカラーで、同じものは1つとないスピン(しおり)にも心くすぐられる。350部限定。
【プリント付き特装版】
特装版に特製函+エディション付きシルクスクリーン作品。50,000円+税。
特装版の本体に、一乗さん自ら手作業で生産した、サインとエディション入りのシルクスクリーンプリントの作品が付属。これらをカラーダンボールの箱に収めた、こだわりの詰まった特別な仕様。50部限定(エディションは選択不可)。
さらに、初回生産購入特典としてオリジナルステッカーのプレゼントも。書店での購入には「BOOK girl」、オンライン(PINHOLE BOOKS 公式通販)での購入には「PC girl」の絵柄が、3つのバリエーションすべてに付属する。また、発売記念イベントとしてPOP UPストアやトークショーの開催も予定されている。直接制作についてのお話を伺える貴重な機会をお見逃しなく。
一乗さんらしい、パワフルでヘルシーで、どこを取ってもこだわりに溢れた作品集『WORK OUT』。日々を彩り、見る人を元気付けてくれるようなこの作品集を、ぜひ手にとってみて欲しい。
一乗ひかる ICHIJO Hikaru
2018年よりイラストレーターとして活動。印刷技法をベースとした色彩表現と、グラフィカルでヘルシーなイラストレーションを心がけている。顔を描かないことで美醜の価値観から判断させない意図がある。書籍、広告、パッケージを中心に幅広く活動している。
Instagram@ichijo_hikaru_
発売記念イベント
<POP UP in 代官山蔦屋書店>
プリント付き特装版の実物展示や、制作中に出来た印刷物、新旧グッズなども販売予定。また、コラボグッズのポップアップも同時展開される。
会期:2023年8月22日(火)~9月8日(金)
会場:代官山蔦屋書店
<「WORK OUT」発売記念トークショー 一乗ひかる×角尾舞 >
一乗さんと、デザインライター・キュレーターの角尾舞さんによるトークショー。終了後にはサイン会も開催。ご予約と詳細は青山ブックセンター公式WEBサイトから。
会期:2023年9月3日(日)
会場:青山ブックセンター
定員:80名