イラストレーター800人の仕事を中心に掲載する『イラストレーションファイル2023』（玄光社）が3月31日に発売日を迎える。上巻には「あ～さ行」の414人、下巻には「た～わ行」の386人を収録し、さまざまなメディアへ “イラストレーション” という可能性を届けることを主眼としている。
イラストレーターの方々の連絡先や略歴はもちろん、掲載作品は基本的に広告や書籍などの実際世に出た形で掲載されており、スタッフクレジットも明記されている。また、巻末の「AD INDEX」を見れば、アートディレクター・デザイナー別に検索することも可能だ。
今年の表紙イラストレーションは上巻がゲレンデさん、下巻は西山寛紀さん、アートディレクションとデザインは昨年に引き続き、尾崎行欧デザイン事務所の尾崎行欧さん、安井彩さんが担当した。本年はコロナ禍をきっかけに、誰もが大きな変化を経験したであろう「家の中で過ごす時間」や「生活の楽しみ」をテーマにしており、見る度に心が華やぐ、美しいデザインに仕上がっている。
『イラストレーションファイル2023』上巻 ページサンプル
『イラストレーションファイル2023』下巻 ページサンプル
そして、恒例となった巻頭特集「40人のイラストレーターに聞く“５つの質問”」では、時代が変化する中で本書掲載のイラストレーターが現在何を考え、感じ、どのように絵を描いているのかを記録し、その実感を伴った言葉から改めて「イラストレーション」について考える。
上巻……akira muracco、浅妻健司、阿部千香子、あんどうえりこ、石川日向、石山さやか、伊藤絵里子、浦上和久（東京メロンボーイ）、エンド譲、OHGUSHI、大滝まみ、おさだかずな、長田結花、加藤木麻莉、金子典生、亀山秀樹、きたざわけんじ、北谷しげひさ、小林ラン、佐々木一澄（敬称略）
下巻……タイマタカシ、竹添星児、辻和子、服部あさ美、原あいみ、柊有花、ヒダカナオト、平野こうじ、星野勝之、松下進、松本沙希、丸山一葉 、村田涼平、山本祥子、Yuzuko（大澤祐寿子）、吉井宏、六角堂DADA、若林夏、和田治男、渡辺晶子（敬称略）
