「ポーランドの巨匠 ヤン・レニツァ ポスター、アニメーション、イラストレーション、舞台」2月12日からギンザ・グラフィック・ギャラリーにて開催

「ポーランドの巨匠 ヤン・レニツァ ポスター、アニメーション、イラストレーション、舞台」がギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)にて開催される。会期は2026年2月12日(木)~3月26日(木)。

ヤン・レニツァはポーランドのグラフィックデザイナー兼イラストレーター。ヤン・レニツァが手がけたポスターやアニメーションフィルム、活動初期に描いてた雑誌挿絵、キャラクターデザインの原画など一挙に紹介される。これまで日本では紹介されることが少なかった作品も、数多く展示される貴重な展覧会となっている。

 

力強さとユーモアが垣間見えるポスター

アルバン・ベルク作「ヴォツェク」/オペラポスター/1964, 1965 初版印刷

第二次世界大戦後のポーランドでは社会主義リアリズムを抜け出し、映画やグラフィックにおいて自由で新しい表現が生まれた。新鋭アーティストたちの中でもヤン・レニツァは映画やオペラのポスターにて台頭し、合計でポスターを200点以上制作した。本展覧会ではアルバン・ベルクのオペラのために制作された代表作『ヴォツェク』をはじめとしてポスターを多数展示する。強く印象的な表現の中にはユーモアをも感じさせる。

 

シュールなアニメーション

ラビリント:飛ぶ人/アニメーション映画のためのアートワーク/1962

ヤン・レニツァはフレーム数を制限したリミテッドアニメーションも作成した。毒のあるキャラクターが画面内を動き回り、風刺的でシュールな独特の世界が広がっている。このアニメーションフィルムのアートワークが展示される。

頭のお掃除/風刺画/1957

その他、活動初期に描いていた風刺画、舞台デザインやキャラクターの原画も楽しめる。

抑圧された社会から生まれる、自由を求めた表現。ヤン・レニツァが描いた独特な世界に浸ってみるのもいいかもしれない。

〈プロフィール〉
ヤン・レニツァ Jan Lenica/ポーランドで生まれ、ワルシャワで建築を学ぶ。1945年から風刺画を描き始め、新聞に記載される。1950年から映画と舞台のポスターデザインを手掛け、絵本や本の挿絵、アニメーション映画や舞台美術など幅広く活躍した。1963年にパリに移住、1986年にベルリンに移住するなどヨーロッパ各地を転々とする。毒のあるキャラクターとコラージュ的な画面構成が特徴で、シュールで風刺の効いた世界観を表現した。

Collection of National Museum in Poznań and Private collection, deposit in the National Museum in Poznań ©ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2026 G4080


ポーランドの巨匠 ヤン・レニツァ ポスター、アニメーション、イラストレーション、舞台

会期:2026年2月12日(木)~3月26日(木)*日曜日・祝日休館

時間:11:00~19:00

入場料:無料

会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー

東京都中央区銀座7−7−2 DNP銀座ビル1F/B1

公式ウェブサイト:https://dnpfcp.jp/gallery/ggg/jp/00000851

 


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